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Aside
私は足で太宰治を蹴り飛ばす。
が、彼は綺麗にガードをし私の手を離し距離をとる。
「さすが私の側近だね。
中也にも勝るケリだよ。」
太宰治は笑みを浮かべる。
「…私が貴方…の側近？」
左手でネックレスを握りしめながら聞き返す。
「そう。つまり君の上司にあたるのだよ私は。」
「…。」
私は彼にある言葉を言おうとしたが黙り込んだ。耳に付けている通信機から『終了だよ！』と撤収の合図があったからだ。
「上司は部下の暴走を止めなければならない。さあ、帰ろう君がいるべき居場所に。」
太宰治は私に手を差し伸べる。
思わず私はその手を取ろうとしたが、その手を止める。
ふと頭に映像が流れてきた。
いつだったか、この差し伸べられた手を取っていた。
あの暖かい手に何時も引かれて…
────甘えていた。
私は伸ばしてきた太宰治の手を払い除ける。
「…ねぇ一つだけ言わせてよ。」
私は頬に冷たい水が流れた。
今私は泣いているのだろう。
何故泣いているのか分からない。
だが今の私は誰かを責められずにはいられなかった。
泣き叫ぶように
「何で…何で私をここまで壊れる前に止めてくれなかったのよ！！」
そう言い太宰治が酷く傷ついた顔を見た瞬間視界が真っ暗になり気がつくとゴーゴリが目の前にいた。
ああ…また…死ねなかった。
いつの間にか私は死を望むようになった。
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九条 - めっちゃ面白いです (2018年3月5日 10時) (
レス) id: f9e1d9bc7c (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - 狐さん» すみません。 (2018年1月24日 13時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 最近は更新が遅いようですが。 (2018年1月23日 23時) (レス) id: 8937b56529 (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - らんらさん» うんw「はい入院ね」と言われたw (2018年1月5日 23時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
らんら - 一日入院ってwまた数値ヤバかったのw (2018年1月5日 22時) (レス) id: e91c587f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�麌� 琴音�� | 作成日時：2017年12月22日 20時
