第6話 ページ7
お昼の後の授業って物凄く眠い…
ふと校庭を見た。
体育やってんのか……ん?
るぅとくんだ。
サッカーをやっていた。かっこいいな…
るぅとくんはいつも可愛いのに時々かっこよくなるのがずるい。
それが一層私の胸を高ぶらせる。
こ「なぁに見てんだよ。」
後ろからころちゃんに話しかけられる。
『別に見てませんー。』
こ「嘘つけ。るぅとくんのこと見てたでしょ。」
『仮にそうだとしてもなんでわかんのさ、あ、もしかしてずっと私の事見てたとか?』
冗談半分で言った。
すると
こ「そうだよ。」
そう答えるもんだから、
『バカ…』
胸がドキドキしてしまった。
不意にそういうこと言うなよ…
猿のくせに…
・
ころんside
ご飯食べたからめっちゃ眠い…
そんなこと思いながらAのこと
をずっと見てた。
相変わらず綺麗な顔してんな。
Aがるぅとくんのことを好きなことくらい知ってる。
でも、僕も好きだ。
でも僕は別にAが振り向いてくれなくてもそれでもいいと思ってる。
相手がるぅとくんじゃ適いもしないし。
今だってほら君はるぅとくんのことを見てる。
でもやっぱり僕も好きだから君に少しいじわるしたくなっちゃった。
そんな顔真っ赤にされたら僕だって期待しちゃうよ。
12人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りい | 作成日時:2020年4月16日 1時