【あんスタ】星が輝く宇宙から。【瀬名泉】

宇宙人を。 ページ47

.









すると次第に


UFOが地面に着陸した。





『ぃず、み、』




ポツリと、Aは俺の名前を呼んだ。





それと同時に、

UFOの扉が開いた。







中からは人間の容姿をした、

宇宙人が出てきた。





「823::-/“$;+^]‘;=_$_’*;+;+]$！」




その宇宙人はAを見るなり、

目に涙を溜めて喜んでいた。






『...k//pkj&29-+]+]k』




それに答えるように、

Aはその宇宙人に話しかけた。




「92&2&2:？？？」

『kんm」02&2。』



しばらく二人は話し合っていた。


俺はその場でAの手を繋いだまま、
俯いて泣いていた。



『...いずみ、』



名前を呼ばれて顔を上げると、

目の前には悲しそうなAの顔があった。




「A...？」

『20232/89/-...』





わからない。

わからないよ、A。



でも、これだけは分かっちゃう。






「嫌だ。行かないでよ、

パンケーキ、食べに行く約束したのに、
まだAとしたいことあるのに、」



『いず、み、』






「&20:9:/28」


宇宙人が何かを訴えてる。



するとAは繋いでた手を放した。




「...っ、」



『いず、み...、ぁりあ、とぅ、』

「A...っ、！」



今度はわかる。

“ありがとう”でしょ？

別れを。→←夜空を。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す