アズールお兄様は私のなので2【ツイステ】

ブラコン63 ページ14

.



Noside



デュース｢……あったぞ！｣



ユウ｢本当にただの写真だね……｣



ユウ達は無事に写真を見つけるとそそくさと記念博物館から出る。



エース｢あったか？｣



グリム｢バッチリなんだゾ！｣



ジャック｢早く戻って……｣



パチパチ、パチパチパチ、



？｢ふふふっ……お見事ですわね。まさか本当に手に入れるとは思っていませんでしたわ｣




聞き覚えのある綺麗な声に振り返るとAの姿が。Aも海の中で呼吸ができる薬を飲んだのだろう。

……そして両隣には人魚姿のフロイドとジェイドも。




エース｢やっぱりな、おかしいと思ったわ。｣



フロイド｢あはっ、その写真持っていかれると困るから渡してくんね？｣



ジャック｢させるか……！｣



デュース｢で、どうするんだユウ。なにか考えがあるんだろう？｣



ユウ｢ひたすら逃げる……！！｣



エース｢まじかよ！！｣



ジェイド｢おやおや、抵抗しても無駄だと言うのに｣



そう言いながらも少し余裕のある表情のユウにAは顔を顰める。



A｢(あぁ、本当にムカつく人間ね……！！)｣



条件を達成されては困る。Aはｷﾞﾘｨｯと奥歯を噛み締めて機嫌の悪そうに双子に命じた。



A｢お前達、やっておしまいなさい｣




ジェイド｢かしこまりました｣
フロイド｢かしこまりましたぁ〜｣




A｢…… 私はアズールお兄様の元へ戻るわ。なんだか嫌な予感がするの｣



ジェイド｢……ええ、お気をつけて｣



.

ブラコン64→←ブラコン62

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す