アズールお兄様は私のなので2【ツイステ】

ブラコン61 ページ12

.



Noside



＿＿＿＿＿＿＿＿＿サバナクロー寮、レオナの部屋




グリム｢やっぱりあの契約書は無敵だったんだゾ！｣



ユウ｢やっぱりあの双子をどうにかするしかないのかな……でも、うーん。なんだろこの違和感。｣



ユウはスッキリしない…と難しい顔をする。




グリム｢……ん？レオナのやつこんなところに財布を置きっぱで不用心な奴なんだゾ

俺様がもらっ……｣




グリムがレオナの財布を盗ろうとすると……



ラギー｢こーら！それは俺が狙って……じゃなくて！駄目っスよ！

レオナさんもこんなところに置きっぱにしないでください｣



レオナ｢あぁ？…俺から奪える度胸があるやつは奪えばいいだろ｣



ユウ｢んん……？




……あーーー！！！！｣



ラギー｢うわっ！？｣


レオナ｢っせーな｣


グリム｢いきなりどうしたんだゾ！｣


ユウ｢盗まれちゃ、困るんです！！｣


グリム｢はぁ？｣


レオナ｢……っふ、ふははは！そういうことか｣


グリム｢ど、どういうことなんだゾ！｣



ユウ｢だから！あの契約書が本当に無敵なら、金庫に厳重に入れておく必要はないってことだよ！！｣



グリム｢でも、Aが『契約書は大丈夫だから！』ってアズールに言ってなかったか？｣



レオナ｢だったら尚更予想は合ってるじゃねえか。
アズールを落ち着かせようと焦ったのが仇になったな｣



ラギー｢でもそれが本当なら双子は黙って見てないっスよ｣



ユウ｢……｣



レオナ｢やめろ、俺はやらねえぞ｣



ユウ｢……｣



睨みつけるレオナに臆することなくユウはじーっと見つめる。



レオナ｢……ﾁｯ、｣

.

ブラコン62→←ブラコン60

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す