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戦場は違えど ページ12

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あっという間に7点差。飛雄の表情からも焦りがわかる。さっきみたいなツーのミスもするくらいに

それに……



「なぁ、なんか……烏野の攻撃だんだん速くなってきてないか?」


烏養「ゆっくりゆっくり!焦んなよ!!」



ブロックに捕まりたくない焦りで、スパイカーの打ちやすさよりも速さを優先し自分でも気づかないうちに、

少しずつ、大きなズレになっていく。



「……なあ、あの青城のマネってさ、『コート上の女王様』だよな?」

「え……?マジだ」

「コート外でもあの威圧……まるで高みの見物って感じだな」








溝口「……(まるで、試合してるみてぇな集中力だ)」



溝口はちらりとAを見た。観客席からの言葉も聞こえていないくらいに、じっとコートを見ていた



溝口「(……影山も、あいつらと一緒に戦ってるんだ)」





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女王様、誕生→←女王様の罠



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作者名:かんらん | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2024年3月5日 0時

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