暴論35 ページ36
.
侑side
第3セット、22-20
流れは向こうに取られていた。
侑「……クソッ」
負けたくない。なんでも最初が肝心や、負けからのスタートなんかダサい。負けてたまるか。
俺のサーブが回ってきた。額に流れる汗とバクバクうるさい心臓。呼吸が荒れて頭が痛い
「____おもんないことすんなよ」
聞き覚えのある、冷たい……いや、凛とした声。
パッと顔を上げると少し息切れしているAさんが俺を真っ直ぐ見ていた。変わらない、綺麗な瞳で。
A「さっきまで見てなかったから、今から私を楽しませろや」
侑「……!!!」
って…今から楽しませろって、もう試合終盤やで!?周りの人も無茶な暴論にびっくりしとる。
侑「…ハハッ!ほんまめちゃくちゃやわぁ〜…」
いつのまにか落ち着いた呼吸。
サーブ開始のホイッスルが鳴り響いた
ピンチこそ、攻め時や
俺はニヤリと口角を上げる
侑「満足させたります」
.
1165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまね(プロフ) - めっちゃすきです! (4月16日 18時) (レス) @page44 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
てぃあら(プロフ) - おまけ最高すぎる (4月7日 12時) (レス) @page44 id: 4cc43a9055 (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - 完結おめでとうございます!おまけの話も面白かったです!最後までやってくれてありがとうございました‼︎ (4月7日 9時) (レス) @page44 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
てぃあら(プロフ) - サイコーすぎました!!!もし続きなどがあったら見たいです!! (4月6日 22時) (レス) @page41 id: 4cc43a9055 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴(プロフ) - アランくんかわえええええ (3月27日 12時) (レス) @page16 id: 8926da2068 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ