お付き合い前提に結婚しましょう！！！【月島蛍】

第７話 ページ7

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あの後手を舐めるのはもうまじで堪えて

震えながら手を握って立ち上がった。大きかったよ手。指細長いし白いし食べたいもん。



そんでもって今は4人で坂の下に寄り道！！


ここの店員さんヤンキーぽいけど優しいのよね。

だから私は愛用してます、とか読者様に説明しながら入店ガラガラ！！！





「 いらっしゃい…おう、また来たか 」


『 元カレみたいな雰囲気漂わせないでください 』


「 漂わせてねえよ！！！！ 」




なんかキレてる(お前のせい)店員さん…多分読み方合ってたら烏養？さんを横目に

いつも通り肉まんを買おうとレジの前に立って驚愕する。



…え？いやもう一度見てみよう。

上から、あんまん、ピザまん、角煮まん、カレーまん、明太チーズまん、豚まん……



……肉まんは！！！？




『 ちょっ、烏養さっ、肉まんは！！？ 』


「 さっき来たバレー部で売り切れた 」


『 …そいつらの住所は？ 』


「 何する気！！！？ 」




山口くんがぐんぐんバーを片手に怯える。

いや私は肉まんないと言う事実に怯えるわ。




『 え〜〜…ないのお〜〜…… 』


「 ドンマイ 」



項垂れる私の肩をゆかりんがぽんっと叩いた。

美少女パワーで生き返った！ってなるわけねえだろ


はあああ

思った以上にショックだわ肉まんないのかよ、、



『 じゃあ豚まんで 』


「 切り替え早っ、何で落ち込んでたんだよさっきまで 」


『 豚まんも肉まんも一緒でしょ 』


「 マニアには違いがわかるんじゃねえの、はい毎度 」


『 あざーす 』




漫才のようなやりとりを終えて一足先にコンビニの外へ行く。

ちょっと間1人でもぐもぐ豚まん頬張っていたら

うぃーんって自動ドアの音がした。


振り返ると私の夫。




『 月島くん何買ったの？ 』


「 ん 」




レジ袋をばっと捧げられる。




『 ？ 』





？を浮かべる私に月島くんは無理矢理袋を握らせた。

やだ！！！私の手に月島くんの手が触れ(割愛)



ふうっと落ち着くために一息ついて

袋をガサガサ開けてみると、中にはイチゴミルク。


…え、イチゴミルク？




『 な、にこれ？月島くんが買ったの？ 』


「 さっき馬鹿みたいに落ち込んでたから。

…それでちょっとは元気だしなよ、って言おうとしたけどもう豚まん食べてたんだ 」



回収していい？と言われてだめ！！！と胸に抱える。

大男がイチゴミルクとか萌え死に案件だろ、、









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