お付き合い前提に結婚しましょう！！！【月島蛍】

第１４話 ページ14

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「 高峯さんと影山付き合ってるって！！！！ 」


「 嘘やんまじで！！！！？ 」


「 俺高峯さん狙ってたのに！！！ 」





周りの男子が呻き声をあげて地団駄を踏む。

ええ…私こんなに命狙われれたんだ…


なんかモテ女気分味わった気持ちになりそうだったよ

とか思いながらとりあえず灰色さんに向き直る。





『 灰色さん、これ誤解中の誤解じゃないですか？ 』



もしかすると、いやもしかしなくても。

これは影山くんと私が付き合ってると言う噂が飛び交う可能性しかないのでは？


と尋ねると、灰色さんは苦笑した。




「 灰色……菅原孝支だよ、スガって呼んで 」


『 今そこじゃねえんだよ 』




キレよく突っ込む。

絶対先輩だけどそんなんどうでもいいわ。




「 ごめんごめん。でも絶対明日から質問攻めだろうね 」




影山も顔整ってるし、隠れファンいそうだし。

と軽い口調でそう言い笑うスガさんに殺意しかない。


今度殺害予告出そうかな。

とか物騒なことを考えながら誤解の解き方を考える。





『 どーしよ影山くん、変な噂出回る可能性しかない…！！ 』


「 高峯さん、俺と付き合うの嫌なんすか 」


『 ええ！！？ 』




唐突な究極の選択に戸惑った。

なんで今言う！！？


そしてそんなキュルキュルお目目で見つめるな惚れるからな！！！！

と思いながら「え、いや、うーん」と濁す。





「 … 」


『 (めっちゃ可哀想な顔してる可愛いーーーー) 』





だめよだめ！！A！！！！

私には月島くんがいるんだから！！浮気禁物！！


ぐぐ…っと唇を噛んで見上げると



「 … 」



はあああああもう！！！！！！






『 全然嫌じゃないよ！！！！ 』


「 ！ 」





『 むしろこんな優良物件ないと思ってる！！！

イケメンで優しくてさ！！！！ 』


『 できることなら付き合い＿＿＿＿ 』




たいけど私には月島くんがいるから！！！

って言おうとしたけど途中で遮られて、ぐいっと腕を引かれる。




『 ぉわああ！！？ 』


「 なにやってんの 」









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