5人のお兄ちゃん2 (ページ7)

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慎太郎 side
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車に戻ってからも車内の空気は最悪で

俺の隣には黙って俯く北斗と
後ろには一言も喋らないジェシーがいる

樹「もうすぐつくけど、、」

北「やっぱり今日はっ」

『北斗、なんのために来たの』

申し訳ないが俺は思った事をすぐ言ってしまう

北斗を悲しませたい訳じゃない
でも今の北斗は俺が大嫌いな北斗

北「ごめっ、、」

京「あーもう！早く行くよ」

店に入ってからもみんな喋らないままで

俺はジェシーの隣を歩いていた

樹「北斗？この店？」

『うーん、、こっちがいい』

いつも北斗が買い物している店じゃない所を選び始めた

ジ「えっ、、そこっ」

えっ、

ジェシーが見てる方を見ると
みんなが店に入って行く姿が見える

『ジェシー？』

ジ「そこっ、、2人で行った店」

そうだ、、今俺らが着てる服

ジ「北斗っ、、」

『ジェシー！行こ！』

この店を自然に選んだのも北斗にとって何か感じたからだと思った

このままいけばジェシーと仲直り？出来るかもしれない

そう思って俺は急いでジェシーの手を取って店に入った