5人のお兄ちゃん2 (ページ2)

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北斗 side
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それからしばらくして俺は退院した

『はぁ、、』

高「ん？どうした？」

『いやっ、ほんと迷惑かけたなって、、』

樹「いつまでグズグズ言ってんだよ！さっ入るぞ！」

みんなに背中を押されながら強引に家に入った
目に入るものは全部6個中1個が小さい

ジ「もうこれ使えないね！AHAHA」

慎「また買いなおすのかよ！ﾊﾊｯ」

『いいよ？全部買うからっ』

京「もう慎太郎！そんな事言うなって！俺らも買うよ？」

『ううん、迷惑かけたの俺だから』

俺はどこまで根暗なんだろう

あんなに退院出来てお祝いしてくれたのに
自分で空気悪くするって

『ごめっ、、外行ってくる』

場所なんか決まってない
でも5人から少し離れたいと思った

京「やっぱり、、」

『京本っ』

樹「すげぇマジじゃん！」

京「ここ俺と北斗の思い出の場所なんだよ！」

『なにしにっ、、』

高「北斗少しは俺らの事頼れよ」

え？、、別に頼ってない訳じゃない

むしろ今まで頼りっぱなしで、、思い出すと少し照れくさくて

『そんなっ、、』

高「俺らもあの時は後悔した、北斗を1人にさせてこんな目に合わせて」

慎「北斗が小さくなってからもその事ばっか考えてたんだよ」

樹「戻ったらお前の事1人にしないって決めてたんだよ、、だからさっもういなくなんなよ」

『じゅりっ、、ごめんっ』

俺がこんなだからまたみんなを悲しませるんだ、、
そんな自分に苛立ちしかない

ジ「北斗っ、、大丈夫だから、、ね？」

そう言って優しく俺を抱きしめてくるジェシーの温もりに

ただ静かに泣くことしか出来なかった