弍、ゼロの協力者【名探偵コナン】 (ページ39)

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Confronting scarlet ページ39

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『……全く、なんで私がここに』

私は零から頼まれ、来葉峠へと訪れていた。
公安部の人間とFBIが抗争しているはず……との連絡をもらったが、話は読めない。

……例の赤井秀一を詰ませるための一手なのだろう。

相棒のシェルビーでスピード違反にならない程度に走る。
私はFBIと公安部との抗争には交えてないし、もしカーチェイスが始まってるのだとしたら、

『……免停でも食らったらシャレにならないし』

こうなった発端は、
ベルツリー急行と昨日あった英語教師の転落事故。

電話で零から、楠田陸道の死体を赤井秀一の死体すり替えトリックが行われたと伝えられた。

……きっと、彼がいうなら間違いないのだろう。

〝片手だけポケットに入れ、炎で焼けるのを防いだ〟
〝キールとの協力を要請した〟

〝まさかここまで読んでいた、とはな〟

話の内容が断片的……まあ、めちゃくちゃで分からないことのが多かったが、楠田陸道のことをFBIが洩らしたことで得られたものだと彼は言った。

きっと……今頃、細目のあの男と対談しているんだな。

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(緋色と対峙)