〇 ページ19
YG Side
TH「え、え、何やってるの?」
ドアの前で口をパクパクさせながらこちらを見るテヒョン。
.......相当やらかしたぞコレ。俺は少なくともメンバー内でこんなことをするキャラじゃない。というか、俺がAを襲ってるということ自体、多分メンバーにとっては「ユンギヒョン、そんな体力残ってたのか.....」みたいな偏見持たれるに違いない。
YG「いいか、テヒョン。落ち着いて聞けよ。」
TH「.......いや、俺は応援するよ。」
YG「ちょっと待て全然違う。」
すでに悟りを開いた顔をしてしまったテヒョン。
「う、うぅ、私の貞操がァァァ!!」
おいちょっと待て、俺が全部悪いみたいになってるじゃねーか。
騙してきたのはこいつだよな?だから俺も仕返ししてやろうと思ってこういうことをしたわけで。
「テヒョン!助けて!今ユンギオッパは理性を失ってるの!可愛い私を前にして自分で制御が出来なくなってるの!」
TH「そうなの!?大丈夫ユンギヒョン!俺もたまにヌナ見て理性保てなくなる時あるから!!その気持ちわかる!」
「ちょっと待てここに私の味方いないの!?」
目の前でコントを繰り広げられ、俺のネタばらしもAのネタばらしも忘れ去られている。
いや、俺のは弁解させてもらわないといけない。
YG「いいか、2人とも。これにはちゃんと訳があるんだ。」
「言い訳なんか聞かないよ!私を押し倒したくせに!」
TH「押し倒した!?何それずるい!!」
「おい、おいテヒョン。お前はどっちなんだ?」
.......もうやだ。誰も俺の話聞いてくれない。
もういいだろう。ちょっと血迷ったってことでいいだろ。
「愛を感じたかったからちょっとドッキリしてみようと思ったら、全然違う愛が来たんだもん。ユンギオッパってやっぱ男なんだね。怖い怖い。」
こいつ一回シメてやろうか。
サラッとネタバレして俺だけ悪者扱いか。
YG「はぁ.....もうそういうことでいいわ......。」
ここは年上のプライドもあるので、引き下がることにした。
俺えらい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の夜
HS「.......ユンギヒョンも被害者なの?」
YG「.............あぁ、お前もか.......。」
廊下ですれ違ったホソクが酷く疲れた顔をしているのを見て、俺と分かり合えるのはこいつだけだと確信したのだった。
1856人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね!!笑コメントありがとうございます!!! (2019年12月13日 19時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません!!喜んでもらえて本当に良かったです!!!! (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有彩色 | 作成日時:2019年8月29日 19時