四話 ページ5
貴方side
そう思いながら教室に各自戻る。ホントにここまで自由で良いのでしょうか。
まぁ、彼等にはきっと考えがある事でしょうしね。
『やはり教室が一番落ち着きます…』
皆様から席も離れてますし自分から見ようと思わなければ見なくて済むのですから…。
さっ、本の続きを読みますか…。
『な、に、これ』
なんで、こんなこと書いてあるんですか…?
【我々国の無能 A・アルファは擦り付けられた悲劇のヒロイン的ポジではないかと言う考えもある。それについては他の作品で】
『こんなの…初めて見ましたよッ。
私は教科書に乗る何も出来なく幹部達からも見放された無能幹部で良いのになぁ…』
「…お前今なんて言ったんや?」
ッッ気づかなかった…。
なんでここに居るのですか…なんで私の前に居るのですか…情報部隊隊長ロボロ様…!。
「あんさん今なんて言ったか教えて貰えるか?」
『えっと、確か…幹部から見放された無能幹部は無様ですねと言いました』
「は? あいつは無能ちゃう!アイツは!!…あいつは…ッッ!」
私を睨みつける情報部隊隊長様。
その目には怒りと哀しみが読み取れた…なんでそんな顔するのです。
何故です、あの時も…今もなんでこんな顔するんですか。
「ロボロ、こんなやつに構ってる暇ないで」
「時間の無駄や」
「な?」と言いながらゴミを見る様な目で私を見る暗殺部隊隊長様。
ファンの子なら喜ぶだろうが私は胸がきゅと締め付けられた。
また「無能」として見られるのではないかと言う恐怖で…。
「そうやな…じゃあ担任の代わりに進めるで」
前で司会として進めるお二人。
そう言えばあの3人はどうなったのでしょう?
まぁ、私には関係ないですが…。
「まず今年は委員会変えること出来んことを頭に入れといてな」
女子の皆が「うそでしょ…」と声を漏らす。
多くの女子は挑戦するであろう…生徒会や美化委員、風紀委員。
可哀想に…私は委員会に入ってないのでラッキーでしたが…。
「2つ目生徒会に女子が入る様になってもいじめんといてな。
まぁ、したら退学処分なことを頭に入れといてもろて…」
「はーい、質問〜」
らっだぁ総統様が手を上げる。
「なんや猿」
「突っ込まないからね?
変わったことあるでしょ?」
「せやった」
らっだぁ総統様が着席をする。
「今回変わったことは女子も訓練に参加出来るようになったことや。
自由参加やから無理に参加しなくてええからな」
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哀歌 - 神作としか言いようがない............!? (7月19日 18時) (レス) @page29 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 夜奈さん» 全然大丈夫ですよ、本当にすごいと思いますずっと応援したいって思えるくらいですから!新しいアカウントの方も読ませていただいていますそちらの方でも本当に楽しませていただいてます!なにかお力になれたならよかったです、無理しないで心身ともに気を付けて下さい (2023年2月5日 0時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 黒灰白有無%さん» ぶっちゃけそのコメントで私は泣きそうです。 最近飽きていると言うよりかは嫌になって自分の枷になってきていたのですがそのコメントで自分の書く意味を思い出しました、こちらこそありがとうございます。 今は夜奈で活動しています、嬉しいコメント有難うございます! (2023年2月4日 23時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
夜奈(プロフ) - 黒灰白有無%さん» 返信が遅くなってしまい申し訳ございません。 予想していてくれて尚且つ泣いてもらってとても嬉しいです、人が泣ける小説がかけるんだなぁとコメントを貰う度実感しております。片方だけの返信でとても申し訳ないです。 ずっと応援なんて初めて言ってもらいました (2023年2月4日 23時) (レス) id: 9a4f7401ec (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 約2年前ですが完結おめでとう御座います!今回もとても感動しました。一応黒幕予想はしていたのですがほんとにそうくるとは思わず、号泣案件でした笑、現在活動を行っているか分かりませんが、ずっと応援しています!本当に大好きです‼︎長文失礼しました (2023年1月15日 5時) (レス) @page29 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちもちネコネコ | 作成日時:2020年12月20日 0時