我々国side ページ23
我々国no side
橙色が前に出てきた。
橙色は胡散臭い笑顔を貼り付けて話す。
｢こうして話すのは久しぶりですね！｣
｢って敬語要らんか…｣
｢Aさん最初に謝らせてや｣
｢ごめん｣
彼は深々と頭を下げた。
｢なぁ、俺Aさんに遠距離と近距離どっちも行けそうだねって…｣
少し胡散臭い笑顔が崩れた。
｢言われたの覚えとるんよ…？｣
｢もうちょっと出来るようになったら私の隊の副隊長やってよって言ったん誰や？｣
｢あんたやん｣
｢勝手に嫌った俺等も悪いけどさ｣
｢あんたやって悪いやん｣
彼の頬にスーッと何かが流れた。
｢私の隊の副隊長になるまで私死なないって言ったやん！！！｣
｢なんで約束破るん…？｣
｢嘘つき…｣
｢嘘つきなあんたに話す事なんてないは｣
｢これ置いて俺の話しは終わりや｣
橙色の彼は白色の薔薇を置いた。
白色の彼が今にも泣きそうだ。
白色の彼は口を開いた。
｢Aちゃん…なんでいなくなっちゃったの｣
｢確かに俺酷いことしてたけど、居なくなるなんて聞いてないよ…｣
｢自爆特攻も嘘だと思ってた｣
｢ねぇ、俺との約束覚えてる？｣
｢覚えてる訳ないか…もう有り得ないぐらい前の事だからね｣
白色は上を向いて口元を抑えた。
｢俺、ね｣
｢Aちゃんと料理またするの楽しみだった｣
｢なのに一緒に料理する前に居なくなっちゃうんだから｣
｢中々予定合わなくてさ夜こっそり夜食作ったのは良い思い出｣
白色は墓の方を向いた。
｢Aちゃんごめんね｣
｢また時間がある時はまた謝りに来るから｣
｢だから今はコレで我慢して｣
白色の彼は色んな花で作った花冠を置いた。
深緑色の彼が口を開く。
｢久しぶりやねAちゃん｣
｢前はアイの事を姫って言ったけど俺恋愛感情として見てへんからな｣
｢まだ俺は無能として見てるから｣
全員が口をはさもうとした。
白色が止める。
白色は深緑の彼の事が分かってるようだ。
｢なんで？って思うやろ｣
｢だって俺等を悲しませて｣
｢泣かせて｣
｢絶望させて｣
｢それをして俺が無能って言わないと思った？｣
｢俺はAちゃんにもっと生きてて欲しかった｣
｢もっと話したかった…｣
｢もっとお茶会したかった…｣
｢なのに死ぬなんて許す訳ないやろ｣
｢お前が俺を許さんでも俺も許さん｣
｢俺は謝らんよ｣
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黒灰白有無％(プロフ) - とても感動しました!最後なんて涙が凄かったです、一人一人の想いや夢主ちゃんの想い、友情?などとてもよかったです。解説があってより楽しめました！とても良い話です続きも楽しませて頂きます (2023年1月15日 4時) (
レス) @page34 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちネコネコ(プロフ) - あいすさん» あいすさんコメントありがとうございます！、号泣？！。…嬉しいです！、けど泣きすぎは良くないので水分ちゃんと補給してくださいね！、コメントありがとうございました (2021年3月12日 9時) (レス) id: 78702fa750 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 号泣したんですけど！こんなに泣いたのは久しぶりですよ....・゜・(つД｀)・゜・(泣) (2021年3月12日 1時) (レス) id: c3834fe160 (このIDを非表示/違反報告)
ライム DS民 - もちもちネコネコさん» 本当ですよwガチで号泣して鼻すすってましたw()んで何回もぶり返して泣き止んでは泣いてを繰り返して鼻すすり始めましたww (2021年3月10日 0時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちネコネコ(プロフ) - ライム DS民さん» ライムさんコメントありがとうございます！。泣いた？！嘘でもほんとでも嬉しいです、ちゃんと伝わって欲しい悲しいストーリーがかけて…。コメントありがとうございました (2021年3月9日 0時) (レス) id: 78702fa750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちネコネコ | 作成日時：2020年8月18日 4時
