夜兎でもアレは無理 ページ17
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春雨にいる頃はAの部屋にはシャワーが付いていた。なので、何時風呂に入っても良かった。しかし、真選組ではそうはいかない。初の女隊士なので真選組の屯所に女性専用と気の利いたものはないので風呂は共同だ。隊士たちと被らないようにAは隊士全員が入ってから風呂に行くので風呂の時間は遅い。
「今日も疲れた」
夜の23時過ぎ。やっと全隊士が風呂に入ったのでAは風呂に入りに行く。男だらけであって脱衣場の無法地帯に最初の頃は引いていたが、今では慣れた。
早くシャワー浴びて寝よ、と眠気を覚ますように頭からシャワーを浴びて髪を洗おうとしたらカサカサと音がした。何の音と目を向けるとAの全身の血が一気に引く。そしてこれでもかってぐらい大きな声で叫んだ。
「ひぎゃァァァァァ！？」
Aの叫び声に夜食を食べていた近藤、土方、沖田は何だ！？と慌てて向かおうとしたらAが走って来た。
「Aェェェ！年頃の女の子がそんなはしたない格好で出たら駄目だろォォォ！」
バスタオル一枚のAの姿を見て近藤は叫んだ。だが、Aは近藤の叫び声なんか耳に入っていない。Aは沖田の腕に抱きついた。ムニッと腕に餅みたいに柔らかい胸が当たる。「お」と沖田の間抜けな声。
「でっ、出た！総悟くん風呂場に出た！」
「何が出たんでさァ」
「名前を呼んではいけないアイツしかいないだろ！」
「ヴォ○デ○ートか」
「ンなもんなら殺れるわ！」
騒ぐAに「落ち着け」と土方と言うも「あんなの見て落ち着いてられるか！良いからアイツを殺して！」とAは叫ぶ。一体何がいたんだ。三人は顔を合わせて困惑する。
「ムリムリムリ。ほんとに無理！」
「近藤さん、土方さん。俺も無理でさァ」
潤んだ瞳に湯上がりでまだ赤い顔。ギュウギュウと豊満の胸を押し付けられるのは男なら喜ばしい。理性が試されるこの状況。沖田は限界が来ていた。
総悟の為にバスタオル一枚のAをどうにかしよう。
「A。取り敢えず着替えてこい」
「風呂場に一人で戻れと！？」
「部屋に着替えあんだろ」
「全部洗濯してるから風呂場に置いてるもんしかないんだよ！てか、早く風呂場のアレ殺して！」
「アレってなんだよ」
「
何だGか。日常茶飯事ではないが、屯所で見る事はある。殺りに行くかと風呂場へ向かう。
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ますしん - 更新お待ちしています (9月4日 14時) (
レス) id: 330bdb2da9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 神威オチがいいです (5月23日 7時) (レス) @page24 id: 5a2153f7ba (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - こんばんは^_^楽しく読ませて頂いてます。沖田くん落ちが好ましいですが、沖田くんピュアなの好き！ (2023年3月4日 20時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
ミワ(プロフ) - かっちさん» コメントありがとうございます。今作品の夢主を気に入っていただき、ありがとうございます！夢主の投稿を是非載せてください！ (2023年2月28日 23時) (レス) id: 07a3cb3a6c (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - この作品の少し大人な感じがリアルで惹かれました。そしてこの夢主ちゃんを描いてしまいました…。私のイラストを更新する作品にそれを出したいのです。それから、この作品の夢主ちゃん描きましたよ、とこちらのURLを貼りたいのですが、よろしいですか？ (2023年2月23日 21時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミワ | 作成日時：2022年11月16日 23時
