【黒バス】俺とさつきの幼馴染はイタズラ好きでスゲぇ困る。【幼少〜小学生編】

過去編　第二十一話 ページ22

「今日は、バレンタインだ〜！！」









「そーだねー。」









「………Aは誰にあげるの?友チョコとかあるの?」









「ん？無いよ？
あげるのはさっちゃんとー、大ちゃんとー……悠くんぐらい？」









「ゆ、悠くんって『あの』佐々木 悠！？」









「？うん。」









「うっそ！！Aって真面目な人が好み！？私、ずっと青峰君が好きかと…。」









「でも、イケメンだから毎年すごい量のチョコ貰ってるよね。」









「ふーん？」









((……………ダメだこの子。))









悠くんの名前を出すと驚く皆。









なんか変なこと言ったかな？









「あっ、さっちゃーん！！」









「Aー！！はい、チョコ！！」









「ありがとう！！って言っても一緒に作ったからおんなじだけどねww」









「大事なのは気持ち！ww」









「あれっ…………大ちゃんは？」









「大ちゃん、熱出してお休みだって。」









「………嘘ｫ！？」









えええぇぇぇ……大ちゃんにチョコ作った意味無いじゃんか…。









「A。」








「あっ、悠くん。」









「どうしたんだ？急に教室に来いだなんて。僕は忙しいんだが。」









「え、何かごめーん。はい、チョコ……って言っても何かいっぱい貰ってるから要らないか………
うん。何でもなーい。」









「……………寄越せ。」







「え。」







「そのチョコ、貰うと言ってるんだ。早く渡せ。」









「あ、うん？はいよ。」









「それじゃあ。」









「ばいばーい。」









うん、大ちゃんのチョコは帰りに届けよう。

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