君を大好きだ

憧れの先輩 ページ2

｢おっはよ〜！｣




｢わっ、ビックリした笑｣




教室に入ると飛び出してきたのは千ちゃんこと千賀健永。




｢おはよ、千ちゃん朝から元気だね笑｣




｢だって来月はバレンタインだよ？今年は何個貰えるかな〜♡｣




｢千ちゃんはダンス教室の子から今年もいっぱい貰えるじゃん〜｣




｢彩のチョコも待ってるからね｣



｢ん〜今年はどうしよっかな〜笑｣



｢そういえば彩はあげないの？｣



｢ん？｣



｢廣瀬先輩には、チョコ渡さないの？｣



｢え？廣瀬先輩、か……渡さない、かな笑｣



てか、渡せないかな笑



｢でももう卒業しちゃうのにいいの？｣



｢廣瀬先輩は私なんかが渡さなくてもいっぱいチョコ貰えるし、笑｣



｢そっか、、てかさ、彩ってなんで廣瀬先輩のこと好きになったの？｣



｢あ〜千ちゃんに言ってないっけ？笑｣



｢うん、聞いてない｣



久しぶりだな、この話するの。

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