Prologue. ページ2
“赤髪の戦士”と呼ばれる彼らは壁内唯一の少数戦闘民族であり、最も崇められる戦士であり兵士である。“赤髪の戦士”として生まれ落ちた彼らには兵士として人類に貢献し、公に心臓を捧げる義務がある。だからこそ彼らは崇められ、その地位と名誉を手にするのだから。
そして彼らには“赤髪の戦士”である誇りとして、一つのあるものが与えられる。それは
しかし彼らは846年の領土奪還作戦に身を投じ絶滅。
彼らは総じて憲兵団に所属していたが自ら志願し領土奪還作戦に加わり、最期まで人類の為に、作戦に投じられた人々を守る為に、剣を振るい続けた。心臓を捧げた。人類に貢献するという“赤髪の戦士”としての誇りを最期まで失わず立ち向かい続けた。そして彼らのその活躍は領土奪還作戦から生き残り壁内に戻った少数の人々によって語り継がれ、彼らは死して尚人々から讃えられた。
───────壁外調査当日
「見ろ！一番槍の
「本当に先陣を切っているんだ…団長よりも前に立ってる！」
「さすが赤髪の戦士！すごい！」
一番槍の
「さっすが一番槍の勇者様！
「煩えだけだろうが。」
「リヴァイってば妬いてるの？」
「…少し黙れハンジ。」
「そんな睨まなくたっていいじゃないか！」
「チッ。」
そう言って笑いかけるハンジに、リヴァイが顔を歪めてそう言った。
「さ、そろそろ出発だね。」
「ああ。」
そして鐘が鳴り、門が開いた。
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*鏡花*(プロフ) - 続きがとても楽しみです！更新頑張ってください^-^ (2018年1月14日 4時) (
レス) id: 9c1718446a (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - すごいおもしろいです！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月8日 16時) (レス) id: 0b0aeb7aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マダム・リリー | 作成日時：2018年1月5日 18時
