検索窓
今日:2 hit、昨日:22 hit、合計:225,017 hit

#/17. urata side ページ17

休日、坂田の家に行った
インターホンは坂田が押し、扉の前に俺が立たされた

1度目。普通に開けてきたと思い挨拶をした

思いっきり閉められた

2度目。少しの会話成立、まーしぃとセンラを見るなり再度扉を思いっきり閉められた

3度目。ようやく中に入れてくれた、坂田の弟大丈夫か?って心配になった

それから坂田と弟の言い合いは続く
まじで仲良いんだなって思った、だって言い合いの中に絶対感謝の言葉はあるし、怒ってる様子もない

『…てか俺うらさん呼びしてるけど…うらたさんの方がええですよね…』

「あ、別にうらさんでいいよ、坂田の影響だろうし」

『うらさん優しい…』

「じゃあ坂田の影響なら俺も志麻くんかまーしぃって呼ばれんじゃねぇ?」

『馴れ馴れしすぎですやん』

「…ならまだ志麻さんでええ」

「…裏で胸毛って教えこんでへん?」

「大丈夫やでセンラ!ちゃんとAもセンラさんって言ってるやん!」

「それなら良かった」

みんな呼び方の心配から入る
俺A君にうらさんって呼ばれてたのか…、めっちゃ嬉しい。

俺らはソファに、A君は俺らに飲み物を出してくれてる
坂田は座って出してきたお菓子を食べてる。手伝ってやれよ

「…てかAくんってスラさんだよね?」

『…そうですね…スラです…』

「坂田の専属絵師…ええなぁ」

『描くのが遅すぎて迷惑かけてばっかりです』

「めっちゃ俺らの絵も書いてほしい」

『俺がそんな烏滸がましいこと…』

「急に下手に出るやん」

『当たり前やんか…うらさんと、志麻さんと、センラさんやで…当たり前やんか…』

お茶を出してくれて、そのまま坂田の肩を掴んでグラグラと揺らしていた
なんかこう…目の前で言われると恥ずかしいよな

…それにしても、写真で見た時思ったけど…坂田とあまり似てない…よなぁ

「Aくんほんまにイケメンですやん」

『…』

「センラ!そんな…言わんといて!!フリーズしたやん!!」

「さかたんとは系統がちょっと違う」

「それは俺も思ってた」

「めっちゃ分かる。てか黒縁似合う奴ほんまにいたんや」

『……俺ちょっと…部屋…』

呆然とした顔のまま小さい声でそういうと立ち上がり、部屋に向かったAくん

「3人のせいでAがおかしくなったやん!!!」

坂田の声は相変わらず大きい

#/18.→←#/16.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (246 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
669人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

推し達愛されたい(プロフ) - すき (2021年10月16日 18時) (レス) @page44 id: eb578b821e (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 番外編がもはや本編!!!!素晴らしい作品でした!更新、お疲れ様でした! (2020年7月5日 2時) (レス) id: 5ad600b11d (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - 和美さん» ほんとにすみません…!オチも思いつかず、ネタももう思いつかずで…申し訳ないです…。 (2019年9月29日 19時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
和美(プロフ) - こんなに面白い作品で続きを楽しみにしていただけに、このような形で終わってしまってショックが大きいです..... (2019年9月29日 18時) (レス) id: d5d342c2be (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - すこさん» ありがとうございます!!!!頑張ります…!!! (2019年9月28日 0時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:何某 | 作成日時:2019年9月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。