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『お母さん！今日のテスト全部100点やってん…！』
「あら、そうなのね。ほら早くお風呂に入りなさい」
年々、お母さんの俺に対する対応が冷たくなってる気がする
前まで100取ったらすごい喜んでくれてたのに
「どうせ人の答えみたんだろ。情けねぇ奴」
『お前は素直に褒めるっちゅうことが出来ひんのか』
「はぁ？誰に口聞いてんだよ」
俺も年々この男に対しての反抗が強くなっている。
存在が嫌いだ
目に入れたくもない
ヒモのくせに、俺のお母さんに近づいて、結婚までして
金は俺らの家庭の貯金通帳から勝手におろして
…この間俺の部屋にある自分の貯金箱にまで手を出していた。
全部ギャンブルに使ったんだろ
『…ほんまにもう嫌や…』
そんなことを小さく呟いた
「…っ！」
その為か、男がカッとなり、ガラスの灰皿を手に持ち、俺のこめかみに思いっきり振りかぶった
前までは止めていたお母さんももう手に負えず黙って見てるだけ。
…絶対謝らへんからな
…殴られてる最中、チャイムが鳴った。
急いでお母さんが向かった
「あら、エーミール君。どうしたの？」
「ちょっとAに勉強を教えてもらいたくて、」
「…Aは今忙しいの。ごめんね」
「…そうですか…」
……
…
『痛てぇな…！！ほんまに…死ぬ！』
「うるさい！！黙れ…！」
絶対に謝らへん。…けど、このままやと死ぬ
体を動かしてなんとか逃げようとする
クラクラする頭でなんとか走り出す
男も振り切り、エーミールと話してるお母さんも振り切り。
外へ飛び出した
「A…！」
『…頭痛った…』
「あ、すいません…！
A！手当てしに行こ！」
エーミールが俺のお母さんに頭を下げては俺の手を引き隣の家に向かった。
エーミールの家に。
「…なんでこんなことされてんの…」
『…俺が邪魔やって』
「…」
『後から家に来たくせにな！んははっ
……なにが邪魔やねんってな』
「…Aのお母さんは助けてくれへんの…？」
『もう助けてくれへん
…あ、エーミール！勉強分からへんとこあんねやろ！教えたる、！』
「…うん、ありがとう」
こめかみにガーゼを貼ってもらい、なんとか今血を止めようとしている。
エーミールの家は共働きで親がまだ帰ってない
『…そう。ここが支点…ここが力点、ここが作用点』
「へぇ…そうやったんや…」
『このバールはここが支点で力点、作用点…っちゅうことやな！』
なんて、エーミールに理科を教えた
…1番楽しい
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
