【d!】実況少女 (ページ14)

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表ページ14

「…そういや、聞きたいことあってん」

「ん？何ですか？」

唐突な呼びかけに反応すると、シャオロンは、
スマホを出して操作し始めた

「…この人、知っとる？」

「あー…」

そう言って出してきたのは
私、ゲーム実況者柊木の立ち絵。

…え？
いつボロ出したっけね！？

「…うーん…実況者ですか？」

「あ、知ってるよな」

何ですその口ぶりは！！

「んじゃあ、単刀直入に言うで？

…お前ってこの人？」

答えは…

「…あ、はい」

そうだよね！！！
嘘つけないもんね！！！！
言ったほうが楽！！！！
隠してるつもりもないですし！！！？？？

「…へー…登録者数127万ねぇ…」

あれ、そんな行ってたっけ

「…まぁ、実況してます。
…というか思いましたけど…」

シャオロンって名前も聞いたことある
って言おうとしたときにはもう
校門の前についていた

「あ、学校来ちゃったから後で教えてくれへん？
俺ここから戦いやから」

「…は？」

すると颯爽と校舎に向かっていった
…何が戦い？

心のモヤモヤは晴れず、一人トボトボ歩こうとすると
目の前をすごい人数の生徒が押し寄せていった