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ある日、中学の同窓会のお知らせがポストに入っていた
sgi「この日なら行けそうだ」
飛びっきりオシャレして行こう
〜当日
「よお!久しぶりだな〜!元気にしてるか?」
sgi「まぁ、ボチボチってとこかな?」
「須貝くん、YouTube見てるよ〜!」
sgi「ほんとに!ありがとう〜」
久々の同窓会はなかなか面白かった
だけど、Aの姿が見当たらない
しばらく探していると
『駿貴』
振り返ると、中高とは打って変わって大人びたAがそこにいた
『久しぶりだね』
sgi「おう、久しぶり。元気にしてた?」
『もちろん!駿貴はYouTubeでめっちゃ人気者になってるね』
sgi「まぁ、副業だけどね笑」
『知らない間に雲の上の人だね』
sgi「そんなことは無いと思うけどな〜」
「Aは、知らない間に大人になった」
『いつまでもあの頃みたいなわけじゃないよ』
sgi「そうだよな〜」
『あっ、そうだ!』
sgi「ん?どうした?」
『私ね、今度結婚するの!』
sgi「えっ...。結婚、するの?」
『そう!』
sgi「...」
『駿貴?』
sgi「Aワガママだから、相手が心配だな〜って」
『もう!私はいつまでも子供じゃないの!』
sgi「わかってるよ」
そのあとは、ほんとに何も覚えていない
どんな話をしたかも、どうやって帰ったかも
ただ一つ、覚えているのは小学校の外に小さなプランターがあって
そこにイカリソウが咲いていたことだけだ
今のAにもピッタリだな
そう思ってまた、涙に埋もれた
イカリソウ:旅立ち
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須貝さんは結構難しかった(._."ll)
文才欲しい
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零華(プロフ) - 間違えていました。名前の表記を直しました。ご指摘ありがとうございます! (2019年6月3日 16時) (レス) id: 5e005dfc10 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - いざわさんなので、iswではなくizwではないでしょうか (2019年6月3日 15時) (レス) id: 882a1c22c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零華 | 作成日時:2019年6月3日 11時