悪役教師のアナザーストーリー

廻る絆と新たな狂気 ページ49

rd「A…ありがとう」

我慢していただろう涙が頬をつたい俺の手に落ちる


『せっかくの顔が台無しだぞ』

体を動かすことすらキツいけど頑張ってらっだぁの頬に手を添え涙を拭う

その手をらっだぁが包み込む

こいつ冷え性だから冷たいんだよなぁ

rd「うるせぇよ、お前もひでぇ顔してるからとりあえず寝とけ」

そこには先程の弱々しいあいつは居なかった

らっだぁのひんやりする手に眠気を誘わr「Aーーー目ェ覚めたかぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！「うるさいよきょーさん！！！」」
『いやお前もうるさい』

ドタバタと足音が聞こえたかと思ったら扉が思いっきり開かればどきょー達が入ってきた

睡魔どっか行ったわ

ru「ほんと目が覚めて良かったぁ…」
md「本当ﾆ良ｶｯﾀ…」
cn「見舞い品持ってきたよ〜リンゴ食べる？」

他の3人にも心配をかけてしまったらしくみんな目にクマを飼っていて場違いにも笑ってしまった

rd「A？」

『ふふふ…いや、みんな目の下お揃いだなって』
bd「誰のせいやと思ってんねん」

『ああ、俺のせいだな。すまん』

ru「Aが謝った…だと？！」
『レウクラウドは後で体育館裏な』
ru「ごめんって！！！！！！」

大丈夫だちょっとお話()するだけだから


cn「でもなんかA変わったね〜勿論良い意味でね」
『そう…かもしれないな…俺をこうした責任はとれよお前ら』

なんてな

「「「「「もちろん」」」」」


…え？？？


rd「Aはもう俺らの仲間よ」
md「責任ﾄﾙ」
cn「安心して俺らに託しなよ〜」
ru「もう任せんさい！！」
bd「拳を交わした仲だろ？これからも付き合うぜ」



ほんと…モノ好きなやつらめ



『これからもよろしく』





また生きる理由が増えてしまったな



















「良いなぁ…欲しいなぁ…あの眼…」

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