プリムラ・ジュリアン-1- (ページ8)

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深「A、、、」

渡「ごめん、こんなつもりじゃなかったんだけど、」

「いや、翔太は悪くないよ、ごめん、涙止まらなくて、」

気づけば止まってたはずの涙がまた溢れ出ていた。

渡「いや、まさかこんな時間までいるなんて思わなかった。」

翔太の言う通り。今はもう24時前。木下さんの家がどこにあるか知らないけど、そろそろ終電近い時間。

深「もうこの話やめない？今は辛いと思うけど、とりあえず一旦落ち着こう、ね？」

ふっかが優しく頭を撫でてくれる。

いつもはふざけたことばっかしてるけど、こういう所がモテるんだろうな〜

「ありがとう、今日は2人ともオールね？私飲むから」

渡「え、お前まだ飲むの？」

「なんか今ので酔い冷めちゃったもん、飲む！」

こんな辛いこと全て忘れてしまおう。

明日は3限だけだし、朝まで飲むなんて大学生の今だからできること。

深「明日俺、デートなんだけどな〜、まぁ可愛い可愛いお嬢さんの為に付き合いますか〜」

渡「俺はもう限界、ノンアルで」

「ハイボール！」