【まふまふ】不審者系彼氏。【歌い手】 (ページ7)

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6話ページ7

sr「やっぱりな。まぁ否定するつもりは無いけど、むしろ応援するけど。Aさん、すごく幼く若く見える」

am「俺も思った！」

mf「…Aは、18歳。未成年、です」

まふくんも相当緊張して、怖かったんだと思う。声が異常なほど震えていて、服をシワがつくほど強く握りしめていた。

sk「…そっか、ありがとう。話してくれて」

ur「怖かったよな、ごめんな気づけなくて」

否定されると思ってた。10歳差で、しかも未成年と三十路なんてダメだ、って。
両親に認められた時と同じくらい、嬉しくてたまらなかった。

気づいたらまふくんと一緒に泣いてた。
認めて貰えたのが嬉しくて、視界が歪んで抑えられなくて。

まふくんは私以上に嗚咽を漏らして泣いていて、皆は泣き崩れたまふくんと私を慰めてくれた。

その優しさに触れる度さらに涙が溢れて止まらなくなる。

mf「情けない…かなり泣いてしまった…」

『本当に、ありがとうございます。そらるさん、天月さん、坂田さん、うらたさん』

やっぱり、まふくんの仲間なんだ。

『これからどうぞよろしくお願いします』

mf「いい子でしょ！」

えっへん、と胸を張るまふくんを小突く。

sr「じゃあ、Aちゃん。まふまふを宜しくね」

『任せてください！』

am「頼りになるね〜まふくんよりしっかりしてるんじゃない？」

mf「失礼な！僕だってちゃんと男だから！」

彼らの会話を聞いて、堪らずクスッと笑いを零した。