【まふまふ】不審者系彼氏。【歌い手】 (ページ8)

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7話ページ8

4人が帰り、少しだけ静かになったリビング。
心做しかあの騒がしさに寂しさを感じてしまうのは私だけだろうか。

『はぁ…緊張したぁ』

mf「ね。なんか気分良いから新曲の歌詞書き出そうかなぁ」

『お！恋愛ソング？？』

mf「書いてる時の気分で決める！」

るんるんと効果音がつきそうな感じで作業部屋へスキップで向かうまふくんにつられて、私もスキップで自室へ戻った。

自分の部屋の扉を思いっきり開くと、珍しく私のベッドにいろはとぽてとが寝ていた。

『可愛い…なんて良い日なんだ今日は』

学校を休めた上、そらるさんたちとお話できたし連絡先やらなにやらも教えてもらい、距離が縮まった。

まぁ、まふくんの嫉妬でそらるさん達の家に行く時は必ずまふくん同伴というルールがついたけども。浮気癖なんてない私にはどうでもいいことなのである。

なんて色々考えていると、スマホからピコン、と通知音が鳴る。

〈天月-あまつき- さんがツイートしました〉

『おっ』

天月-あまつき-

まふくんが想像できないような意外な人物と意外な事をしてた。

(まふまふが真顔でめちゃくちゃカメラ目線の写真)

@____
気になる…………！！

@____
いや写真から何も伝わらない‪w‪w‪w‪w‪w‪w

『いや何なんだろうこの写真‪w‪w』

ピコン、と次はLI○Eが鳴る。

そらるさん今日はありがとう。まふまふが間違えそうになったら助けてやって

そらるさんある意味バトンタッチだね。あいつをよろしく

A今日はありがとうございました!まふくんなら任せてください!まふくんに寄り添えるように精一杯頑張ります。

文章を打ち、消し、を何度も繰り返してやっと返信する。

バトンタッチ、かぁ。

頬が緩んでいくのが自分でもわかった。