【まふまふ】不審者系彼氏。【歌い手】 (ページ12)

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11話ページ12

最近、新型コロナウイルスの影響で卒業式が出来なくなったりイベントが中止になったりしているそうですね。
実際、作者に年が離れた姉が居りまして、小学校6年生の姪っ子が居るのですがその子の卒業式も中止になっていてちょっと可哀想ですよね…

皆さんも体調にはお気をつけて…作者も最近体調を崩しがちなので気をつけたいと思います。

今回は、そんな卒業のお話です。

「卒業おめでとう」担任のこの言葉が教室に響き、卒業を再び実感する。
普段より格段と整った身なりのクラスメイト。

卒業に涙する皆を見ていては、私も涙が溢れる。

mf「卒業おめでとう」

『ありがとう、まf……真冬くん』

髪を黒に染め、マスクをして校門の前で私を待っていてくれたまふくん。

『髪染めたの？』

mf「白だと流石に目立つからね。黒なら帽子被らなくてもバレないじゃん」

『たしかに。ね、ぎゅーして』

卒業するんだから何してもいいかな、と思い腕を広げる。

mf「はいはい。今日ね、そらるさんも来てるよ」

え！？とまふくんの指さす方を見れば、綺麗なスーツ姿のそらるさんが立っていた。

sr「お熱いね〜」

『お久しぶりです…！』

io「A～～～～～！！」

何故このタイミング？

io「あ！ハグしてる！！彼氏！？」

『あ、あはは…』

io「あれ？Aのお兄さん？」

mf「いえ、彼氏です」

io「ほらやっぱり！！このリア充がっ！幸せになれよっ！！」

この距離でも推しに気づかない伊織氏、天才では？と思ってしまう。なんなら喋ったよ。今君、推しと喋ってるんだよ。

と言いたいのを抑えるので精一杯。