第４９音 マリー・アントワネットとお袋の味 ページ9
_____て___さ………おき______い……
骸「起きてください!!マミア!!!」
『きゃああぁぁぁあ!!!』
うるさいし何!?
骸「よかった……何度呼んでも起きないから心配していたんですよ!」
『え"。そんなに寝てたの?』
てか今気づいたけどここあたしの部屋…
骸「はい。だから僕がマミアの部屋に連れて寝顔を見つめていたんですよ」←
『起きないのなら起こせばいいじゃない』
あ、今のってなんか
骸「マリー・アントワネットの名言みたいでしたね」
『やっぱりそう思った?』
骸「ええ。やはり僕たちは赤い糸でつながっているんですね(ﾆｺｯ」←
『ふざけるな(ﾆｺｯ』←
また変なことを言ったからいい笑顔で罵倒してやった←
骸「そんなマミアもいいですよね(ﾆｺｯ」←
『(ｽﾙｰ』
面倒くさくなってきたからスルーして用意されていた夕飯に手をつけた
今日のご飯はバランスのいい和食で、あたしの好きな味だった
例えるならお袋の味ってやつかしら?まぁあたしは母の味なんてもうほとんど忘れちゃってるけどね
骸「あ、今日のご飯は僕と凪で作ったんです」
僕がみそ汁を作って…凪がおひたしを作って、魚を焼いて……意外と料理が得意で驚きましたよ。と楽しそうにつぶやく骸ちゃん
………あたしだって一緒にご飯作ったりしたいわよ
でも不器用なのは仕方ないでしょ!
だから今度、凪に料理教えてもらおうと誓った
骸「食べ終わったようですし、僕は洗い物をして寝ますね」
そう言って立ち上がる骸ちゃんの服の裾を握るあたしの手
骸ちゃんは突然のことに立ち上がったままの体制からまったく動かない
『…………洗い物終わったらここ、もう一度来て』
それだけ言って骸ちゃんの服の裾を離して、まだボーッとしている間抜けな顔に水をかけようとしたところで我に返って慌てて出て行った
そんな焦んなくってもいいのに……
(心の中では結構ツンデレな音と尻に敷かれる?霧)←
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楯山アヤメ(プロフ) - ありがとうございます！少し忙しくなってしまい更新がおろそかになってしまいましたがこれからは頑張ります！ (2017年10月7日 22時) (
レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - 待ってました！更新ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2017年10月7日 22時) (レス) id: 9363b99a5e (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - あいさん» はい！応援、コメントありがとうございます！！頑張らさせていただきます(*´ω｀*) (2016年1月6日 17時) (レス) id: 456f4657ad (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい! (2016年1月6日 17時) (レス) id: 3aa98e067b (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - ありがとうございます(o^−^o)続編でも頑張りますね！ (2015年10月21日 19時) (レス) id: 456f4657ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楯山アヤメ | 作成日時：2015年10月17日 20時
