第４４音 想いとキス ページ4
あいつらのホテルから逃げて自室の窓から家に入った
『…あんな奴らに触られるとか、最悪だわ!!』
もうお風呂に入ったからもう一度はいるわけにもいかないし……どうしようかしら…
コンコンッ
骸「マミア!大きい声を出してどうしたんですか?」
『え?あ、骸ちゃん!?何でもないわ!気にしないで!』
今にも部屋に入ってきそうな骸ちゃんとあたしの間にある扉を体重をかけて押している
骸「マミア!?なぜ押すのですか!?何もないなら出てきてくださいよ!!」
ドンドンドンドンうるさい!!
『ドア叩く音うるさいわよ!出るから叩くのやめてちょうだい!!』
そう言った途端、ドアの音がピタリと止まった
何でこんな言葉で止めんのよ…
骸「さあマミア?出てきてくれますよね」
疑問符ついてないわよ!?もう脅しじゃない!←
『はぁ…分かったわよ……』
あたしは少し躊躇しながらドアを開けた
『む、骸ちゃん……?』
ガバッ、と効果音がつくくらいの勢いで抱きしめられた
『骸ちゃん?どう、したの?』
そう聞いたらちょっと…いや、かなりデレた答えが返ってきた
骸「………僕以外の男に、あまりベタベタ触られないでくださいよ…」
ズッキューン←
『心配しなくてもいいわよ!あたし、その………………骸ちゃんのことしか男としてみていないもの!』
骸「…………それって、告白の返事と捉えてもいいんですか?」
え…………?
『……骸ちゃん、あたし、何て言った…?』
骸「自覚なかったんですか!?」
『だって骸ちゃんへの誤解を解くことで精一杯だったんだもの!あ、あとさっきの言葉だけど………………………そう捉えてもらって構わないわ』
恥ずかしいけど………でもこの思いははっきり言わないといけないから勇気を出して言った
骸「そうですか………マミア」
『?何?……んっ…』
横に向けていた顔を無理やり骸ちゃんの方に向けられたと思ったら唇に熱を感じた
…………これって、キス?
骸「やっと………想いが、届いたんですね…」
『待たせちゃってゴメンね……』
(思いが通じあった音と霧)
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楯山アヤメ(プロフ) - ありがとうございます！少し忙しくなってしまい更新がおろそかになってしまいましたがこれからは頑張ります！ (2017年10月7日 22時) (
レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ - 待ってました！更新ありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2017年10月7日 22時) (レス) id: 9363b99a5e (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - あいさん» はい！応援、コメントありがとうございます！！頑張らさせていただきます(*´ω｀*) (2016年1月6日 17時) (レス) id: 456f4657ad (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい! (2016年1月6日 17時) (レス) id: 3aa98e067b (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - ありがとうございます(o^−^o)続編でも頑張りますね！ (2015年10月21日 19時) (レス) id: 456f4657ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楯山アヤメ | 作成日時：2015年10月17日 20時
