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に「てかさ、それ好きって自覚しても言わないの?」
『言いませんよ。』
に「それはなんで?」
『さっきの動画でも言ったけど、ゆうたモテるし。
モテる人と付き合うってしんどいんですよね。心配しちゃうし不安になるし。元カレにモテる奴いたんで。』
最初の頃は、純粋に今何してるのかな?って思ってた事も、だんだんラインの返信とかが遅くなると、それが不信感に繋がってくる事を知ってる。
勝手に私が膨らませた不信感は、相手の努力無しでは無くならない。私が勝手に不信感を抱いただけなのに。
り「確かにゆうたはモテるだろうけどさー、ゆうたってそうゆう奴じゃなくない?
もちろんAの方がゆうたのこと知ってると思うけどさ、短いなりにうちらも仲良くさせてもらってるじゃん。
うちらの知ってるゆうたは、そんな事思わせる子かな?って思うんだけど。」
に「そうだよ。こればっかりは付き合ってみないとわかんないじゃん。」
『あと、私大人だし。
今自分が置かれてる状況とか、仕事のこととか、ファンの事とか。優先するものがあるじゃないですか。』
に「それもさ、理由付けてるだけじゃん?
ゆうたを好きな気持ちとは別じゃない?」
『うーん、でも理由付けて抑えられるレベルなのかも。』
リンリンが腕を組みながら考えてくれる。
り「まぁ確かに、どうしようもなく好きになったら言いたくなるのかも。」
に「うん、まだ、かも、だもんね、本人の中では。
うちらも面白がってる訳じゃないからさ、無責任に背中押すとかはしないけどさ。
いろんなもん取っ払って、純粋にAがAの気持ちだけを考えられるようになってからでも良いと思うし。」
り「このこと他のメンバーは知らないの?」
『知らないです知らないです。』
り「ひゅうがとかに言ってみれば?」
『好きってちゃんと自覚したら言ってみるかも?』
に「うん、まずはAの気持ち優先だからね。」
『こんなに平フラと真面目な話すると思わなかったです』
り「なんか思ってたよりAがこじらせてたわ。」
『ですね(笑)自分でもちゃんと考えてこなかったんで。思ってる事を口にしたら結構こじらせてました(笑)』
に「どっちにしたって、うちらの可愛い可愛い妹だよあんたは。」
り「なんでも言ってこいよ。誰だって何だってボコしてやるよ。」
『心強いわ〜〜』
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ひかち(プロフ) - めめさんのお話めちゃくちゃ好きです♡︎ᵎᵎᵎ更新楽しみにしてます❇︎ (2022年2月8日 1時) (レス) @page9 id: 54d28e1412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめ | 作成日時:2022年1月21日 21時