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「ちょ、テヒョン君！大丈夫だってば…！」
テ『…だめ。ヌナ…
いい加減、大人しくしなさい？^ ^』
必死の抵抗もむなしく
わたしは今、テヒョン君に“いわゆる”
お姫様抱っこをされてしまっている
しかも、ここに来るまでずっと。
ずっと…っていつからかって…？
雨と涙で見るも無残な姿で
道端に座り込んでいたわたしに
傘を差してくれたテヒョン君は、
“こっちおいで？”と手を引っ張って
テヒョン君が乗ってきた
マネージャーさんの車に私を押し込んだ。
それから、私の家まで送ってくれたのは
良かったんだけど…
マンションに横付けされた車から
先にテヒョン君が降りて
“はい…ヌナ、おて^ ^”
と右手を差し出すもんだから
思わず手を乗せちゃった私、
そのままぐっと引っ張られた体は
あっと言う間にテヒョン君に抱き抱えられ
脱衣所までこの状態。
つまり…ここは、お風呂なんです。
浴室のドアを開けて
ようやく私を降ろすと、テヒョン君てば
テ『なんなら、服も脱がしてあげちゃう？^ ^』
なんて、とんでもないことを言い出すもんだから
「いや！！それは、さすがにいい！！
大丈夫！！1人で脱げる！！
ありがとうテヒョン君！！じゃ…」
急いでテヒョン君を浴室から追い出した、
お風呂から上がると
リビングのソファーには
今まさに寝落ち寸前です。
て顔したテヒョン君の姿…
テ『ん〜、ヌナぁ…寝そだった…』
「ふふふ。…テヒョン君…ありがとね…来てくれ、て」
テ『…ん』
見た所…かなりお疲れのようだ、
そりゃ、そうだよね…？
まだまだツアーの真っ最中だし、
今日だって仕事だっただろうし…
って…あれ？
なんで…あの道を通ってたんだろう…
「その…テヒョン君、さ…」
テ『んー？^ ^』
「どうして…あの道に、いたの？」
ゆっくりと立ち上がるテヒョン君
テ『そりゃ…だって…』
正面に来たテヒョン君の掌で
わたしの右頬がふわっとあったかくなる
テ『ヌナが…泣いてるんじゃないか、って…そんな気がして…野生の勘？笑』
「…っ」
なにそれ…野生の勘って…
テ『イヒヒ^ ^ 当たったでしょ…？俺の勘、』
頬を撫でていた手は頭の後ろに
反対の手は腰に
ゆっくりと抱き寄せられていく事に
今はただ、素直に身を任せたくて
「…っ、なにそれ…」
涙がじんわり
彼の服に滲んでいく
耳元で聞こえる穏やかな呼吸音が
やけに心地よく聴こえていた。
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メロン(プロフ) - ののみんさん» ありがとうございます！了解です！ (2018年2月5日 21時) (
レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ののみん(プロフ) - メロンさん» いつもありがとうございます^ ^紅一点ですね…ちょっと妄想するのに時間かかるかもしれませんが(笑)良き妄想が浮かびましたら挑戦してみますね！リクエスト頂きありがとうございました！これからも宜しくお願い致します^_^ (2018年2月5日 21時) (レス) id: ba29038928 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - いつも、見させて貰ってます！良かったらバンタンの紅一点小説を書いてくれませんか？ (2018年2月5日 8時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののみん | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/m3884102734
作成日時：2017年5月7日 15時
