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左の脇腹に痛みを感じながら私は倒れた。
ーーー
阿部Sid
男は逃げる前にAちゃんを刺していった。
男が去ってから、俺は慌てて駆け寄ったけど、
少し遅くて倒れてしまった。
亮〔Aちゃん！〕
照〔救急車！〕
警察1〔あ、はい！〕
舘〔でもさすがにこの格好のままじゃ救急隊員も困るよな…？〕
とりあえず目隠しをとり、口と腕のガムテープ
を外す。服は……まぁ乱れているぐらいだから
よかった。そして、ようやく場所が分かった
のか翔太たちが来た。
翔〔おい、どういう事だよ……〕
目〔意識は…？〕
照〔ない〕
辰〔それは…？〕
舘〔覚悟はいいか？〕
翔〔教えてくれ〕
舘さんが説明している間、俺はAちゃんを
見つめる事しか出来なかった。
しばらくして救急車が来た。
翔太と舘さんが付き添いで一緒に乗っていった
亮〔あ、Aちゃんの荷物……〕
大〔どこにあるの？〕
亮〔分かんない〕
辰〔探そっか〕
照〔あ、あれじゃない？〕
亮〔ちょっと失礼しまーす…。あ、翔太の好きなグミ入ってる。〕
辰〔んじゃAちゃんのだね〕
照〔あの、どこの病院ですか？〕
警察1〔えっと○○病院です〕
照〔ありがとうございます。おし、行くぞ〕
警察1〔後で先程の女性に事情聴取させていただきたいと思っているので怪我がよくなり次第連絡お願いします〕
照〔分かりました〕
車の中でやっぱりラウールは置いてきて正解
だったな、と思った。あんなの見せられないよ
目黒がラウールと康二に病院の名前を教えた
らしくて、ふたりも向かっているらしい。
ーーー
渡辺Sid
A……
生きててくれ……
舘〔大丈夫だって。Aちゃんは強いよ〕
翔〔涼太……〕
手術中というライトが消えたと同時に他の
メンバーも来た。そして俺らに見守られながら
Aは移動した。
先生によると、もう少しズレていたら致命傷と
なっていた、らしい。でもこのまま目を
覚まさないこともありえます。ですが、最善は
尽くしました。と言って去っていった。
それから皆でAが目を覚ますのを待った。
そのうちラウールと康二が慌ただしく病室に
入ってきた。
ラウ〔この方が、Aさん？〕
舘〔そうだよ〕
ラウ〔……綺麗〕
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みーたん(プロフ) - 明太子フグさん» ありがとうございます!!!頑張ります＼(///▽///)＼ (2019年6月20日 20時) (
レス) id: 9e5f2b1232 (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ - 応援してます！ (2019年6月20日 18時) (レス) id: 46f56e27d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーたん | 作成日時：2019年6月13日 13時
