メンヘラ彼氏【となりの坂田。】

嫉妬 坂田side ページ3

…最近Aがたくさん出かけに行く。

僕と一緒にいて欲しい

離れないで欲しい

誰と言ってるかは隠してるけど

分かってるから。

もう”あの人”と出かけないで

今日こそ問いただしてみようかな。

ガチャ

扉があいた音がした。

帰ってきた。


『坂田くん!ただいま！』

そう言って笑顔に挨拶するA

その顔を見ると聞く気になれない。

でも聞きたい。

その言葉を言った時の反応がみたい

でも嫌われたくない。

だから僕はこうする。

「おかえり。A」

『坂田くん。渡したいものあるからリビング行ってくれる？』

「ん？なに？」

『まだ内緒！』

嗚呼愛くるしい。

僕は言われた通りにリビングに行った。

「…渡したいものってなに？」

『えへへ…それはね〜』

じゃじゃーん
といってものを差し出すA

「これ、は？」

『腕時計!使わないかもだけどね！』

腕時計…？どこで買ったんだろ？
それに…名前と…イラスト？

「これ。どこで買ったの？」

『作ったよ！日頃の感謝も込めてイラスト付きにしたんだけど…どうかな。迷惑かな？』

「…もしかしてうらたさんとでかけてたのってそういうこと…？」

『あれ？見られてたの!?』

「え、あ、うん…」

サプライズ失敗かぁ…といって落ち込むA。

腕時計は嬉しいけどやっぱり妬く。

「腕時計ありがと。嬉しい。でも僕以外の男とあんま出かけないで欲しいな…」

『ごめんね。男の人の好みとかわかんなくて…』

「いいよ。大丈夫。」

口ではこう言っても
やっぱり縛りたい。

Aがどこかに行くのが嫌だ。

ずっと僕のそばにいて欲しい。

A好き。愛してる。

Aは僕だけのものだから…ね

fin

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メンヘラになってんのかわかんない()

真面目にキモイとこ多いと思うので閲覧は自己責任…

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