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「カイちゃん…！」
「ふふ、一瞬別人に見えちゃった。新しい髪型ステキね！」
両手を口に当ててくすくす笑っているわたしより少し年上の女の子、カイちゃんだった。
遅れて入口を通ってきたセキを見るやいなや、カイちゃんの真珠のように丸い瞳へ細い眉がぎゅ、と近寄る。
「うげ、おまえもいたのかよ…」
「こっちのセリフだバカ！」
二人の喧嘩を他所に、カイちゃんのグレイシアとセキのリーフィアはとても仲が良かった。お互いの匂いを確認したあとはとても楽しそうにはしゃいでいる
どうせこの喧嘩も相当続くだろう。おじいさんも待たせてるし写真を撮ることにした。
「グレイシアも一緒に写真撮ろうか」
「うるるらる！」
*
現像された写真を両手に持ち眺める。端にはリーフィアとグレイシアがおり、ありきたりではあるもののポーズを取って笑っている自分が写っていた。
「今日はありがとう、すっごい楽しかった！」
夕日の空のように綺麗なイモモチをつつきながら、目の前で頬杖をしているセキに感謝を述べる。
今日はショウちゃんとカイちゃんにも会えた。ギンナンさんのところで珍しい物を買ってもらったし、写真も撮れた
「……テルくんはいなかったなぁ、図鑑また見せて欲しかったんだけど」
「あー…そりゃ残念だったな。今度またコトブキムラに来たときテルに話聞いてくるよ」
そっか、と残りのイモモチを頬張り帰ることにした
「なぁ、その簪気に入ってるか？」
「うん、とっても気に入ってる！」
「そうか、それなら良かった」
突然、どこか意味を含めたかのようにくすくすとセキが笑い出した。
「なんでそんなに笑ってるの？面白い？」
「はは…んーや、なんでもねぇ」
集落へ帰る途中、肩に手を置かれ少し腹が立つも物を貰ったためそう簡単には反抗できなかった。
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Aの纏められた髪に刺さっている青い宝石が特徴的な銀色の簪。
なんの躊躇いもなく受け取ってくれた
遠回しな伝え方だが、薄っすらと意味について気付くことはできるだろう。
そうやって喜んで男からの簪を受け取るってのはな
はいって返事してるようなものなんだぜ
だから
絶対その簪を周りから見えるように着けとけよ。
その青い宝石が、オレのものだって証明してるんだから
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ももすけ(プロフ) - 民尾さん(スピネルしか勝たん)さん» ありがとうございます！スピネル了解です！ (4月7日 7時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - イツキくん好きのひなさん» コメントありがとうございます！了解です！ (4月7日 7時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
民尾さん(スピネルしか勝たん) - 初コメ失礼します! ももすけ様のこの小説めちゃめちゃ最高です😍👍💕推しのヤンデレトレーナーに愛されるだなんて(^q^)あ、あの!リクエストしてもいいですか?キャラは推しのスピネル様に閉じ込められて愛されるお話をお願いします🙏 (4月7日 1時) (レス) id: a18697d656 (このIDを非表示/違反報告)
イツキくん好きのひな - またイツキくんお願いします！ (4月6日 21時) (レス) id: 3ac03fead7 (このIDを非表示/違反報告)
もか - ももすけさん» ありがとうございます！楽しみにお待ちしております。 (3月24日 15時) (レス) id: a217f7e9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2024年1月13日 3時
