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やがて着いた客室に入りソファに座っていると、向かいのグリーンがやけに真剣な面持ちでこちらに問いかけてきた
「Aは今のままでいいのか？ずっとマサラにいるって聞いたけど…」
ちく、と嫌な所を突かれた。割と気にしていることなのだ
「だって…やり直すにしてもなにをすればいいか分からないもん。今の安定した暮らしが心地いいの」
「そう…か、いや、無理強いさせるつもりはないんだ」
どうやら、わたしの今の状況について気にかけてくれたらしい。それもそうか、超のつくほどおてんば娘が安定した暮らしだなんて…一種のお笑いよね
「たださ、もし気が変わったらよ、オレに教えてくれ。そん時はどんな事でも全力で手助けするからさ…」
出されたお茶をくぴっと飲み干しため息を小さくつく。
わたしを見つめるグリーンは、旅で見てきたあの少年像からは遠く離れていた。成長ってすごいなぁ
「ありがとね、にしてもそんなことするような人だっけ」
「………まー、あの時はオレが色々支えて貰ったかんな。恩返しってことだ！」
「そっか」
白い歯を覗かせ笑っている君は、どこまでも遠い存在に思えてきた
ナナミちゃんから聞いた寂しがり屋って話。どこに行っちゃったんだろうね
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やっと言えたこの気持ち。
マサラタウンで過ごしている間、Aはめげずにオレに話しかけてくれた
なにも、あり溢れた世間話だが。
むしろそれがありがたかったんだ。ポケモンに関する事については一切触れなかった
それにどれだけ救われたか。Aがいなかったらオレ、今のように立ち直れてなかったと思う
だから、今度はオレがAを救う番なんだ
レッドにばっか奪われたくない
どんな形だとしても、二回目はオレがAのそばにはいてやるんだ
挫けてしまった悲しさはレッドよりオレのほうが痛いほどわかるんだから
今回ばかりは、オレの勝ちだな
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ももすけ(プロフ) - 民尾さん(スピネルしか勝たん)さん» ありがとうございます！スピネル了解です！ (4月7日 7時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - イツキくん好きのひなさん» コメントありがとうございます！了解です！ (4月7日 7時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
民尾さん(スピネルしか勝たん) - 初コメ失礼します! ももすけ様のこの小説めちゃめちゃ最高です😍👍💕推しのヤンデレトレーナーに愛されるだなんて(^q^)あ、あの!リクエストしてもいいですか?キャラは推しのスピネル様に閉じ込められて愛されるお話をお願いします🙏 (4月7日 1時) (レス) id: a18697d656 (このIDを非表示/違反報告)
イツキくん好きのひな - またイツキくんお願いします！ (4月6日 21時) (レス) id: 3ac03fead7 (このIDを非表示/違反報告)
もか - ももすけさん» ありがとうございます！楽しみにお待ちしております。 (3月24日 15時) (レス) id: a217f7e9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2024年1月13日 3時
