アメジオ ページ22
リクエストありがとうございます！
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「白馬の王子様って、どんなにひとなんだろうね」
ふと小さい頃読んだ絵本を思い出す。
ドラゴンポケモンにさらわれたお姫様を勇者が助けるという、ごく王道的なストーリー。
世界一美しいギャロップに跨り、姫の下へ駆ける勇者の姿にはときめいたものだ。平面なペラペラの勇者だったけど
「……かっこいい？」
隣で眠そうに答えている彼の目には不思議な形のハイライトが入っている。アメジストを埋め込んだかのような目は相変わらず綺麗だ
「かっこいいだけじゃないよ、勇敢で強いんだ」
「強い…か」
「うん、だってとっても大きなレックウザを倒せるような勇者だよ？かっこいいだけじゃだめ」
得意げに話してれば、アメジオは片手を顎に当て何やら考え事をしてしまった。ぶつぶつと小さな声も聞こえる
「アメジオー？」
「あぁいや、すまない」
はっとした身振りを見せたアメジオは深くため息をついたあと、いつもの澄まし顔に戻った。
「へんなの」
そう軽くからかってやれば、どこか不機嫌な吐息が空間を滑る
「もう行く。用事を思い出した」
「うん、じゃあね」
元々スーツ姿だったから、用事のついでに会いに来てくれたのだろう。アメジオは手袋をはめながらそこらにアーマーガアを呼び出し始めた
そのまま飛び去るアメジオとアーマーガアを見送りながら一息つく。
なんやかんや会ってくれるけど…アメジオが笑った所を一度も見たことがない
いつも考え事をしているし。正直なことを言えば、アメジオの顔と名前以外の情報をしらない。
本人から語ろうとする時を待とう。あまりがつがつ距離を詰められては困るかもしれないから
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ももすけ(プロフ) - 民尾さん(スピネルしか勝たん)さん» ありがとうございます！スピネル了解です！ (4月7日 7時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - イツキくん好きのひなさん» コメントありがとうございます！了解です！ (4月7日 7時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
民尾さん(スピネルしか勝たん) - 初コメ失礼します! ももすけ様のこの小説めちゃめちゃ最高です😍👍💕推しのヤンデレトレーナーに愛されるだなんて(^q^)あ、あの!リクエストしてもいいですか?キャラは推しのスピネル様に閉じ込められて愛されるお話をお願いします🙏 (4月7日 1時) (レス) id: a18697d656 (このIDを非表示/違反報告)
イツキくん好きのひな - またイツキくんお願いします！ (4月6日 21時) (レス) id: 3ac03fead7 (このIDを非表示/違反報告)
もか - ももすけさん» ありがとうございます！楽しみにお待ちしております。 (3月24日 15時) (レス) id: a217f7e9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2024年1月13日 3時
