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「Aの部屋はな、ここにしようとしてんだ。リーフィアがお気に入りでよく日向ぼっこしてた場所」
「ふゃは」
もう完全に逃げられたりなど出来ないだろう。部屋はおろか家具すら用意してある
なんだかこれまで尋常じゃないくらいの早さで物事が進んだ気がする。気の錯覚は恐ろしい
「……どうしてわたしがよかったの」
ふいに漏らした言葉、単なる好奇心だ
「あー、あの時ケガの手当てやってくれたろ。そん時から」
手当て…わたしが9歳ぐらいだろうか、ヒメグマを触りに行こうとしたセキが思いっきり腕をひっかかれたんだっけ
泣きながらヨネちゃんに助けを求めたのは未だに覚えてる
「思ったんだよ、今度はオレが幸せにしたいって」
そういやキズ。完治はしなかったな、跡が残っているから包帯を巻いているんだろう
窓から差す光を眺め、なぜリーフィアがこの部屋を気に入っていたかがよく分かる
「その簪、よく似合ってるぜ」
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「ヨネちゃん！どうしよう！セキがけがしちゃった！どうしよう！」
腕に激痛が走っているはずの自分より大声で泣きわめきながら、必死に助けを乞うていた
怪我した腕にはなるべく刺激を与えないよう、必死に集落の元まで連れて行こうとしてくれた
その時からAを見る目が変わっていったんだと思う
Aに助けて貰った分、オレが幸せにするんだって
「ぴゅるるるる」
Aの好きな色の家具で統一された部屋を眺める
シャワーズが興味のあるまま、自由に探検している
ぽろぽろと手のひらに張り付いている包帯を取れば、他の肌より赤い傷跡が主張していた。
自身の首に着けた飾りに使われている宝石を使われた簪
その簪は、今でもAのそばで光り輝いていた
これからずっと、幸せに過ごそうな
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ももすけ(プロフ) - 民尾さん(スピネルしか勝たん)さん» ありがとうございます！スピネル了解です！ (4月7日 7時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - イツキくん好きのひなさん» コメントありがとうございます！了解です！ (4月7日 7時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
民尾さん(スピネルしか勝たん) - 初コメ失礼します! ももすけ様のこの小説めちゃめちゃ最高です😍👍💕推しのヤンデレトレーナーに愛されるだなんて(^q^)あ、あの!リクエストしてもいいですか?キャラは推しのスピネル様に閉じ込められて愛されるお話をお願いします🙏 (4月7日 1時) (レス) id: a18697d656 (このIDを非表示/違反報告)
イツキくん好きのひな - またイツキくんお願いします！ (4月6日 21時) (レス) id: 3ac03fead7 (このIDを非表示/違反報告)
もか - ももすけさん» ありがとうございます！楽しみにお待ちしております。 (3月24日 15時) (レス) id: a217f7e9be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2024年1月13日 3時
