ぬめぬめ、ときどきシャイ ページ10
「にゅららららぁ〜」
只今絶賛、目の前のぬめぬめなポケモンに一目惚れ中。
まんまる殻に淡い紫色の体を持ったポケモン、ヌメイルをくまなく観察する。
「にゅらぁや…るるるる」
とよんと垂れた瞳にふにゃふにゃなお口。何より頭から生えている触覚がとってもキュート!
きっと、かわいさコンテストなんか余裕で優勝できるんだろうなぁ
「ぬや…ぬるる…」
しかし人見知りなのか、わたしが頭を撫でようとすると鋼の殻に籠もってしまった。
「いきなり知らない人から触られたら嫌だもんね」
この子が心を開いてくれるまではあまりガツガツと距離を縮めるのはやめておこう。幸いフクスローとトゲピーとは仲良くやっていけている
「ぬ…」
「君なりのペースでいいから、仲良くしたいな」
「ぬめ…!」
先程はしょんぼりとして隠した顔がゆったりとこちらへ近寄ってきた。どうやら少しだけ距離を近づけようとしたらしい
「いよーしあと一匹!訓練がてらがんばるぞー!」
「くっぽやぁ、くるっぽ!」
掛け声とともにフクスローが思い切りジャンプしてきた。相当やる気満々。それにいつもより好戦的になった
……これって進化の予兆かも!
「ちょけちょけ」
「ぬんぬん、ぬめ」
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壊れかけた像へそっと手を置き神話へ思いを馳せる
何度も読解した古代文字。
何度も観察した不思議な像。
それら全てが自分の生きていく意味を示していた
あの空から落ちてきた子供……
上手くやればアルセウスまでの道のりも短くはないだろう
もう少し強引に距離を詰めれば確実に堕とせる。あとはプレートを集めさせて終わりだ
完璧な作戦だ。さっさとこの君の悪い仮面を剥ぎたい
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ももすけ(プロフ) - ひなさん» やったー! (1月8日 0時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 好きです... (1月7日 22時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももすけ | 作成日時:2024年1月5日 1時