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「あったかいね〜…」

「こじゃ」

野生ポケモンを10体倒しそこそこブルリクをこなしたあと、ポーラスクエアで休憩することにした。

たまたま近くにいた生徒にブーバーンでぬくぬくと暖をとらせてもらう。

結構戦ったがそれでもジャラコは元気いっぱいだ。

「少し温かいもの飲んだらまた戦いに行こっか」

「こじゃおーん!!」

元気な遠吠えを挙げるジャラコの頬を優しく撫でる

さすが、タロさんも認めたこのかわいい瞳。キュルキュルとわたしの視線を捕まえ逃してくれない

「おーう、なんか威勢いい声したかと思ったらジャラコとAだったかい!」

は!!!!カキツバタさん!!!

「あ、ああ…部長…」

「カキツバタでいいってよ」

心臓がはくはく、はくはくと騒がしい

だっ、だって!だってわたしの横に座ってるんだもの!!

初めて2人用ベンチが恨めしく思った。二人きり…いやジャラコもいるけれど耐えきれない

「こじゃ?こじら〜」

ああ、ジャラコにドキドキしてるのバレてるかも…そりゃ胸元近くで抱っこしてるからか…

「最近調子はどうでぃ?ジャラコの顔つき変わったなぁ!」

にゅ、と腕がこちらへ伸びてきて再び心臓が焦る

「こじ〜こじゃ!」

ああ、ジャラコを撫でようとしただけなのね…

いや、悲しくはないよ?ほんと。

「よかったね、ジャラコ撫でられるの好きだもんね」

クルリとこちらを見つめるジャラコが愛おしい。しかしなぜこちらを見つめるのかは分からない

「え〜と、休憩終わったから修行しに行こっか?」

「じゃこ」

ふい、と頭が縦に振られた。

「そういうことなので、失礼します」

「なんだ、食堂デートに誘おうと思ったんだが」

「…う、失礼します!!!!」







「き、きんちょーした……!顔真っ赤なのバレてないよね…?」

「じゃら…」

そこらに走って思いっきり声を吐き出す。全て真っ白な息として凍り広がった

「えへへ…カキツバタさんみたいに強くなろーね」

「じらぁ!!」

吹雪が吹き荒れていて分からなかった。

人がいた事

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ももすけ(プロフ) - あみゃさん» 😎 (1月26日 22時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
あみゃ(プロフ) - えへへへへへカキツバタかっけぇねえへへへへへへへへへへへ (1月26日 21時) (レス) id: c068fa4c28 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - くろわっさん@ヴァwinkPさん» 良かった〜〜〜✨お話書くのとっても楽しかったです! (1月13日 2時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
くろわっさん@ヴァwinkP(プロフ) - リアルに「ハッッッ!!!!!ガッッッッッ ア゚ッッ」て声出てしまった……すき〜〜〜〜!!!リョウありがとうございます〜〜〜!!! (1月13日 0時) (レス) @page44 id: d4908bd0ed (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - カフェオレさんさん» 喜んでもらえれば何よりです! (1月10日 19時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももすけ | 作成日時:2023年12月13日 1時

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