【pkmn】ヤンデレトレーナーに愛されてみよう続々 (ページ26)

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「どうして外へなんか出たの？ボク言ったよね、外は危険だって。それに、ネイティも連れて行かなかった」

「だってネイティが気持ちよさそうにお昼寝してたから…」

現在、イツキくんにお説教を食らわされている。

とぅ…とまだ寝ぼけているネイティを抱きしめながら、なんとか打開策はないかと探ってみた

「嘘だね、暇だから行った…そうなんでしょ？」

まぁ、御名答。そうだけどなんで分かったんだろ

「なんでって、ボクが超能力を持ってるのはキミも重々承知だろう」

ああ、こうなれば一言も発さなくてもイツキくんと会話できるかもね。

「とにかく、頼むからこれ以上は外出しないでおくれ…もし親戚にでも見つかったらどうするつもり？」

「あぁ…もし見つかったらすぐさま向こうの家の方へ連行されるだろうさ…そんなのボク嫌だよ」

ぎゅ、と強めの抱擁が始まった

「ね、いつから私が外に出たって分かったの？」

「キミが玄関を開けてすぐ。」

すぐさま返事が帰ってきてびっくりした。

そっか、私には想像もつかないほどの超能力を持ってるんだもんなぁ

痛いとすら感じるハグは決して終わることがなかった。周りに散らばった小物は不規則に何らかの力で浮き上がっては飛んでいき、また浮かんでは飛んでいき…を繰り返していた

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大好きなキミ。

優しくてあどけなくて頼りなくて愛おしいキミ。

お願い、そろそろボクだけに頼るようになってよ

辛かったでしょ？キミの親族の風当たり

嫌だったでしょ？寂しかったでしょ？

ボクはそんな酷いことキミにしないよ！

大切に大切にしてあげるのに

ボクの唯一のお友達であり従姉妹であり大切な人であり愛しい人。

キミが消えたら生きていく意味がないよ

あの時の出来事、未だ鮮明に浮かび上がる

体の底全てが煮えくり返るような感覚だった

ボクからAを奪おうだなんて

そんなの、いくら親族だろうと許しやしない。

ああ、ごめんね、怒りすぎた

ちう、とおでこにキスを落としてみると、とても不機嫌な声が返ってきた

お願いだから、その不機嫌な声すら聞けなくなることだけは辞めておくれよ。

キミは、ボクにとって唯一の生き甲斐なんだから