【pkmn】ヤンデレトレーナーに愛されてみよう続々

" ページ11

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

今はヤドンの尻尾がたらふく手に入り気分がいい。相当の額は出せるだろう。

さっさと撤廃しようとした時、一人の少女が目に付く

隣にはフシギダネが並んでいた。とても楽しそうに


……そうだ、ちょうどいい。あいつをからかってやろう

それに、フシギダネはそこそこ値が張る。あいつからフシギダネを奪い取ってから帰るとするか




「おねがい！返して！わたしの大切なパートナーなの！」

「ふしゃあ！！」

ちょい、とフシギダネを摘み上げただけなのに想像以上に愉快な反応が帰ってきた。

膝を地面に突き立て必死に帰すよう懇願するも、それはむしろ自分にとってはスパイスのようなものだ

ああ、この状態でフシギダネを盗って帰ったら、どんな顔をするんでしょうか。

面白い、撤廃しようとした瞬間、あまり凄い喚き声が聞こえた

「おねがい！フシギダネだけでも離して！なんでもするから！」

なんでもする？

再び少女の方をみると、原型が分からないほど歪んだ瞳でこちらを睨みつけていた


あああ、なんだろうこの感情。初めて味わったかもしれない

ゾワゾワと背筋と心臓に甘い波が広がっていく

初めてだ、こんな出来事初めてだ



いいだろう、そこまで懇願するなら放してやろう

そっとフシギダネを降ろしてやれば、少女は咲き返ったような笑顔でフシギダネの方へ手を伸ばす



それを、フシギダネが入るであろう空間を、邪魔してやれば

「え？え？」

なんて、笑ってしまうくらい混乱していた

面白い、金以上にいいものを手に入れたかもしれない




なんでもすると言いましたよね

あはははははははは！なら沢山可愛がってあげますよ





真っ暗な中、小さな身体が媚びるように震えている様子は何度見ても非常に興奮する

ダンデ→←"

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す