コバルオン◆ ページ6
どうしようどうしよう…
わたしを追ってフシデたちが走ってくる
こうなったのは数分前、近所の小さな森でポケモンを鍛えるために技の練習をしていたら、たまたま技が寝ているフシデたちに当たってしまったのだ。
「ごっごめんね…！」
ひんしになってしまったわたしのポケモンを抱き上げ逃げながらフシデたちに謝ってみる、しかし効果はないようだ…
フシデは強い毒を持っており、襲われでもしたらひとたまりもないだろう、とトレーナーズスクールで習ったばっかり。
まさかこんなにも早く習った知識を使うとは予想外だ
そんなことを考えながら闇雲に走る
「そっそんなぁ！行き止まり…」
どうしようどうしようどうしよう…もうこの子を戦わせることなんてできない…それにいま助けを呼んでも間に合わないだろう…
覚悟を決めて視界を塞ぐ
どんなに痛くったって構わない。手持ちのこの子さえ助かってくれれば…
…！？急にただならぬ気配を目の前から感じた
ゆっくり目を開けると、そこには私よりも一回り大きな蒼いポケモンが居た
蒼いポケモンはフシデたちの方をジッとにらみつける
フシデたちは蒼いポケモンの威圧に耐えきれず逃げ出してしまった、にらまれてすらいないわたしですら動けなくなってしまう。
「あ、あの…ありが」
感謝の言葉を伝えようとしたとき、蒼いポケモンはこちらに振り向いたかと思うと、あっという間に姿がなくなってしまった。
ああ…お礼、まだ言い切れてないのに
「きゅううぅ…？」
わたしの腕の中にいたポケモンが声を上げる
「そうだ…早くポケモンセンターへ急がなくちゃ…！」
次はポケモンセンターへと走る、大切なこの子を回復させるために、
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かつては人間と争ったとされる蒼き聖剣士は一人の人間の少女を見守る。
彼は感じたのだろう、大切なものを守ろうと己の身を挺したこと、そして揺るがぬその決意を。
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ももすけ(プロフ) - ありがとうございます✨この作品の更新止まってるのでお話でき次第投稿させていただきますー！ (8月2日 12時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - あああ好きです！！！！出来たらビクティニとか、トウヤくんとか....！bwのお話を書いてほしいです！！ (8月2日 5時) (レス) @page36 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - リクエストありがとう御座いました！期待に添えられたかはわかりませんが、とても楽しかったです！ (6月25日 19時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ありがとうございます。更新はいつでもお待ちしています。 (6月24日 14時) (レス) id: 4a26903ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - 了解です！ (6月24日 8時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2023年4月17日 22時
