ジャローダ● ページ26
モブ出る
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鮮やかな空が段々と焼けてきた頃、なんとかフキヨセジムを突破しセッカシティへ向かう最中にトレーナーにバトルを申し込まれた。
「ハーデリア！かみつく！」
「ジャノビー、動きをよく見てリーフブレード！」
勢いよく突っ込んできたハーデリアの技を避けリーフブレードが命中する。どうやら急所に当たったのか、ハーデリアはなんとか立ち上がるもそのまま倒れ込んでしまった。
「おつかれ、ハーデリア」
「やった！ジャノビーのお陰で勝てたねっ！」
笑顔でこちらに寄ってくるジャノビーを撫でつつ傷ついているところにキズぐすりを吹きかける。
「ありがとう、いい勝負が出来たよ。」
「こちらこそ楽しいバトルをありがとう。」
相手のトレーナーから握手を求められたためそれに答える。先程まで戦っていた相手と握手をする、これはさらなる高みを目指すポケモントレーナーにとっては基本的なマナーだ。
お互い握手を交わしあい手を放そうとした瞬間、突然ジャノビーが居た方から青白い光が溢れ出した。
「え…」
青白い光に包まれシルエットだけになったジャノビーは忽ち大きくなり、手足のようなものはなくなって居た。
そして首元のツタのような物が完全に伸びきったのを最後にジャノビーを包み込んでいたベールのような光は消え去り、見慣れたいた姿とは全く違うポケモンが現れた。
大蛇の姿には気品を感じさせるツタが身体を飾り付け、赤い満月のような瞳がこちらを見つめていた。
「し、進化だ…！」
思わず声を上げすかさず図鑑を翳す、ポケモン図鑑は目の前のポケモント同じ画像を表示させ、名前や説明文を読み上げていた。ジャローダというらしい
「へぇ、ジャローダ。聞いたことはあるけれど実際に見たのは初めてだよ！」
先程のトレーナーは感心したようにこちらに話しかけてきた。
「いいもの見せてもらったよ、これはお礼ね。」
渡されたのはいくつかのきのみだった。
「ありがとう、大切に使わせてもらうね」
片手を大きく振りトレーナーに別れを告げる、向こうも同じように手を振ってくれた。
「そっか…もうツタージャよりも大きく成長したね…」
頭を撫でようとするもなんだか美しい貴族の女性のようで中々手が進まないでいる、と
「キュウルルルルル…」
ジャローダは目を細め頭を出し渋っていた私の手に擦り寄せてきた。
「えっへへ…ツタージャはツタージャのままだね…」
空は完全に焼けきっており、いくつか白い星がぽつぽつと空を飾っている。
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ももすけ(プロフ) - ありがとうございます✨この作品の更新止まってるのでお話でき次第投稿させていただきますー！ (8月2日 12時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - あああ好きです！！！！出来たらビクティニとか、トウヤくんとか....！bwのお話を書いてほしいです！！ (8月2日 5時) (レス) @page36 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - リクエストありがとう御座いました！期待に添えられたかはわかりませんが、とても楽しかったです！ (6月25日 19時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ありがとうございます。更新はいつでもお待ちしています。 (6月24日 14時) (レス) id: 4a26903ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - 了解です！ (6月24日 8時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2023年4月17日 22時
