グレンアルマ●（リクエスト） ページ20
更新遅くなりました…
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ようやくこのときが来た
ずっしりとした古ぼけた鎧を支え家に帰る。
少し前、たまたま訪れたとある街の人に話しかけられた、
「私は骨董品を集めるのが好きでね…良ければドーミラーのかけら10個とこのイワイノヨロイを交換しないかい？」
イワイノヨロイ…！ずっと前に本で見て一目惚れしたのだ。
いや、鎧の方ではなくグレンアルマにだが。
グレンアルマに憧れて以来、最初の相棒はカルボウにしたし、ずっと探し求めていたもの。それにカルボウも進化するのにはかなり積極的だしまたとないチャンスだろう。
「ね、カルボウも強くなりたいよね。一緒にドーミラーのかけらを探しに行こう！」
そして私達は意気揚々とドーミラー探しへ旅に出た。
そしてついに、ドーミラーのかけらを集めきりイワイノヨロイと交換してもらったのだ。
「うっふふ、今日は記念日になるから夕食はゴウカにしなくちゃね〜」
なんて呑気なことを言う、我ながらかなり気分が上がっているのがわかる。
さて、夕食の支度をしなきゃ。と思い近くのローテーブルに鎧を置いた瞬間
パギッ…
サァァァッと顔に巡る血液の温度が下がったのがわかった。心臓がバクバクとうるさい
静かに音のした方を確認する。先程の喜びは既に失せてしまった
鎧をずらすと同時に、パラパラと大きな欠片と細かい粉のようなものが本体から崩れていった…
「…あ、あぁああぁ…」
あまりの出来事に唸ることしかできない、欠けたのだ、鎧が。
これって進化できるのだろうか…いや流石に出来るだろうが折角の進化なのに壊れていてはカルボウも嫌だろう。
変な空気を察知したのか、先程までリビングでリンゴを齧っていたカルボウがこちらに寄ってくる。
「あ…あの、ごめんね…折角の鎧、欠けちゃったの…」
視界が歪みながらもカルボウに本当のことを話す
しかし一番進化を喜んでいたカルボウはシン…とその鎧を黙って見つめている。
それからのことは覚えていない、カルボウのご飯を用意して私はさっさと寝室へ引きこもってしまったのだろう。
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ももすけ(プロフ) - ありがとうございます✨この作品の更新止まってるのでお話でき次第投稿させていただきますー！ (8月2日 12時) (
レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - あああ好きです！！！！出来たらビクティニとか、トウヤくんとか....！bwのお話を書いてほしいです！！ (8月2日 5時) (レス) @page36 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - リクエストありがとう御座いました！期待に添えられたかはわかりませんが、とても楽しかったです！ (6月25日 19時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ありがとうございます。更新はいつでもお待ちしています。 (6月24日 14時) (レス) id: 4a26903ea0 (このIDを非表示/違反報告)
ももすけ(プロフ) - 了解です！ (6月24日 8時) (レス) id: dfacd091ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももすけ | 作成日時：2023年4月17日 22時
