親友と名探偵コナンの世界でヤンチャします

新一サイド ページ48

新一サイド



今日へ蘭と一緒に遊園地に来ていた。
いくつかアトラクションに乗り、次に乗るモノを決めているところだ

蘭｢ねぇ、新一。次これ乗ろうよ！｣
新一｢そっちより、こっちの方が空いてるんじゃねぇか？｣

今日は休日という事もあり、かなり混んでいた。


俺は辺りをグルりと見渡した。

俺はとある物に目が止まった。


椅子に置いてあるスーツケースだった。
椅子には誰にも座っておらず、恐らく置き忘れたのであろう。


(……遊園地にスーツケースねぇ…)

俺は不審に思いながらその椅子の側に寄ろうとしたが、俺よりも先に少女達がその椅子に座った。


少女達は中学生位の身長で、帽子を被っていて顔は見えないが白髪と藍色髪と、何とも特徴的な髪色をしていた

俺は彼女達が去るのを素直に待っていたら、スーツケースに気づいたらしく、開けようとしていた。

(……この位置からだとキツいか…)


俺が立っている場所は丁度彼女達の体でケースが見えない。


恐らく、彼女達はケースを開けたのだろう…
が、直ぐにケースは閉められた。

明らかに不審な行動だった。

(……何かがおかしい…)

俺は暫く彼女達が去るのを待ったが、一向に去る気配がなく…

蘭｢よし！新一、次はジェットコースターに乗ろうよ!!｣
新一｢あ、あぁ…｣

少し名残惜しい気もするが、俺は仕方なくその場を離れた。

待ち疲れた…→←スーツケース

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