The beginning of the journey ページ3
『…ここはどこだ?』
思わず私の口からこぼれてしまった言葉
それもそのはず、私は昨日自分の部屋でふて寝したはずなのだ。
『とりあえず、部屋の探索からか…?』
くるりと部屋を見渡してみると、机の上に紙を見つけた。
『履歴書…?私の名前…。』
見つけた履歴書には私の情報が書かれていた
「 松田A 18歳 東京都立呪術高等専門学校3年
『模倣術式』を扱う
等級:一級
一般家庭に生まれるも術式が開花
今はまだ誰の術式も模倣していない様子 」
他にも私の術式について詳しく書かれていた。
私はどうやらこれを見るに、呪術廻戦の世界にトリップしたらしい。
しかも、原作前だ。
『メモもある…。さしすに懐かれてる…?????』
傍らにあったメモには
「松田Aはさしすに懐かれている。特に夏油傑と五条悟は依存している。主従関係にある。家入硝子は敬愛の念を抱いている。」
と書かれてあった。
『情報を整理すると、私は呪術高専の3年生で一級術師。』
『模倣術式なるものを扱えるが、まだ誰の術式も模倣していない?』
『それで、夏油と五条は私に依存。硝子は私を敬愛している。』
つまり私は五条と夏油の主人で、絶対的な存在ってことだよね
私が望んでるままの世界では?
『てか、待って。てことはこの後七海が入学してくるってことか?』
『控えめに言って、最高かな…。』
私は夏油と五条の主人をしながら、七海を手中に収めることを決意した。
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作者名:主人 | 作成日時:2022年2月26日 18時