こんなにも好きなのに

Part6 ページ7

音と叔母様に別れて天馬と絵里さんの家に着い

た









絵「Aちゃん、急に呼び出してごめんな

さいね」









貴「いえ、ちょうど天馬にも話したいことも

あったので。あの話ってなんですか？」









絵「私、音さんと天馬くんの婚約のことなん

だけど正直私は貴方が天馬くんの奥さんにふさ

わしいと思うの。いい話だと思わない？」









貴「でも私にも婚約者がいるので、」









絵「その婚約者がもし音ちゃんを好きになっ

てたら」









貴「それどういうことですか」











絵「冗談よ。でも少しは考えてみて」









そう言って絵里さんはリビングでネイルをして

もらってる









天「絵里さん、ただいま。Aも久しぶり」









絵「ちょうど良かったわ。Aさんが天馬

くんにお話があるそうよ」









絵里さんはそう言って私の方を見る。









天「僕も話がある。絵里さん、お部屋に行っ

てきます」









絵「いいわよ。Aちゃん、ゆっくりして

って」














そう言われ2人で天馬のお部屋に入る



















天「A、お話って何？」













貴「音のことなんだけど最近元気ないから会っ

てあげて。天馬は話って何？」









天「俺ね、ある子がずっと好きだった。その子

はいつも幼馴染のことばっかで、俺は今もし

思いが伝えられるなら伝えたい」














貴「じゃあその人のとこに会いにいかないと」









私がそういうと後ろから急に抱きしめられた
















ギュー





















天「俺、Aが好きって言ったらどうする」

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