【ロックマンX】愛の在り方【ゼロ】 (ページ20)

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ミッション17 ページ20

ゼロ｢ケイン博士！ゼータのメンテをお願いします｣

ベースに戻った僕らは、早速メンテを受ける状態になった

ケイン｢なんじゃ、もうどこか悪くしたんか？

しょうがない奴だの｣

ゼータ｢僕のメンテは後回しでいいです

彼女の…カタリナのメンテを先にお願いします｣

おじいちゃんは一瞬目を見開き
顎に手をやった

ケイン｢カタリナ…奴は隣街のレプリロイドじゃろ？

それに、戦闘タイプのレプリロイドでもない奴が何故？｣

ゼロ｢ケイン博士はカタリナを知っているんですか？｣

うむ、と

静かに頷いた

ケイン｢カタリナは、わしが造ったからの

２番目に造ったんじゃ、闘わずとも、平和に導けるようにと

皆を和ませるため、笛吹にした

そんなカタリナが……｣

悲しみが伝わってきた、それほど、争いが嫌いなのだろう

ゼータ｢カタリナは改造されていたみたいだった｣

ゼロ｢おそらくシグマだろう｣

シグマ……

ケイン｢あやつめ、また悪さしおって

心配するでない、わしがちゃんとカタリナを直すからの｣

ゼータ｢うん｣

おじいちゃんにポンポンと撫でられるのは好きだった

.

.

.

カタリナ｢あたしが笛吹の理由は……そういう事だったのか？

だとしたら、あたしは……なんてバカなことを…………｣

用事で、すぐそこで別れたアイリス

カタリナは一人、扉越しに話を聞いていた