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side…hira
フジと水無月ちゃんが電話をして大体１時間後くらいにチャイムが鳴った。
こー「水無月ちゃんかな？」
フジ「多分、ラーヒー、見てきてー」
ヒラ「はーい」
まだフジとこーすけはカメラとかのチェックをしているから、暇になってる俺が呼びに行くことになった。
小走りで玄関に向かい、扉を開けた。
ヒラ「はーい」
『おー！ヒラくん。』
ヒラ「……水無月ちゃんだよね？」
扉を開けたら目の前にいるのは天狗のお面をつけた人。
『そうだよー、びっくりした？』
ヒラ「うん」
ひょいとお面を上にあげて微笑む水無月ちゃん。
お面をしてたからか、いつもの黒のマスクは付けていなくて綺麗な顔があらわになっている。
ヒラ「水無月ちゃん、どうぞお入りくださいな〜」
『はーい、おじゃましまーす！』
今回のドッキリは本当に成功しそうだなぁ。
***
フジ「つーきーちゃーん？」
『本当に悪かったって思っております』
ソファーに座るフジの前で床に正座させられている水無月ちゃん。
いつも大体罵られる側のフジが叱ってるのは中々珍しい。
こー「まぁまぁ、呼んだのはこっちなんだし」
『こーすけくん…！』
ヒラ「でも寝坊した水無月ちゃんも悪いよね〜」
『…ヒラくん……』
こーすけの言った言葉には目を輝かせて俺が言った言葉には顔を曇らせた。
マスクもお面もしていないから、表情がころころ変わるのが面白く感じる。
フジ「…ヒラが正論だけど、こーすけの言うこともあるから、これくらいにしようか」
『ふぁい』
フジ「でも、月ちゃんもキヨも生活習慣乱れすぎだよ」
『それは私の方がマシだよ。私はしっかりと毎日睡眠とってますから』
ヒラ「何時に寝たの？」
俺がそう聞けばうっと口を詰まらせた。
こー「作業に没頭してたら寝るのが遅くなることだってあるだろ」
ヒラ「それもそうだねー」
『…こーすけくんが女神に見える』
こー「俺男！…おーけぃ？」
『おーけぃ』
水無月ちゃんはキヨと仲良いイメージが強いけれど、高校が同じだったから水無月ちゃんと俺らも仲良くなった。
………最初は人見知り発動しててまともに喋れなかったけど。
フジ「茶番してないで動画回すよー」
『あっ早速ですか』
ヒラ「水無月ちゃんが遅くに来るのが悪い」
『あっはい』
軽く打ち合わせをして実写動画を回すことになった。
いつも以上にわくわくしてるのは気のせいかな。
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ひらそる。(プロフ) - 初コメ失礼します！今も楽しく読ませていただいてます！ツイステハマりましたか！ようこそ！トレイ先輩を推してます。これからも応援してます！！！ (2020年4月17日 10時) (
レス) id: 611d234ae2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 初コメ失礼します。このお話好きです！応援してます！ (2020年4月1日 15時) (レス) id: 595839851a (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - めっちゃ面白い！更新まだかなぁ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 4b27aa21bb (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 初コメ失礼します！卒業おめでとうございます!! (2020年3月18日 20時) (レス) id: 80262bf89b (このIDを非表示/違反報告)
奇麗(プロフ) - この作品すごく好きです！無理のない程度に、更新頑張ってください！ (2020年3月13日 19時) (レス) id: f49b45aa06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2019年8月10日 14時
